みなさんこんにちはこんばんは。
今回は遊戯王の「色々な除去手段」について。
除去手段色々
遊戯王には色々な除去手段があります。比較的対処が楽なものから、されると面倒なものまで、
今回は色々な除去・弱体化手段を見てその厄介度を検討していきたいと思います。
では出来るだけ対処が容易なものから順に見ていきましょう。
戦闘破壊
例:「青眼の白龍」の攻撃、など
デュエルの中では最も基本的な除去として認識されるモンスターによる戦闘破壊。
召喚時罠、攻撃反応罠などモンスターを召喚してから戦闘破壊に成功するまではあらゆる妨害を受けるうえ、
相手モンスターを超えるステータスのモンスターを用意し攻撃を通さなければならず
各種除去の中では不確定要素が多くハードルはかなり高め。
ただし相手の妨害を踏み越えさえすれば、効果を受けないモンスターですら破壊が可能な除去手段となります。
効果破壊
例:「ブラックホール」「サンダーボルト」など
戦闘破壊と同じくこのゲームでは最も基本的な除去手段として認識される効果破壊。
ただしそれだけに対処手段が多く、「対象を取る破壊」は特に対象耐性、破壊耐性、破壊時効果持ちなど、多くのカードに対応されてしまうのが現状です。
そのため除去は諦めあくまで牽制目的として割り切るなど、使いどころの見極めが重要です。
「対象を取らない破壊」は破壊耐性持ち以外を確実に撃ち抜くことができるため、
対象破壊と比べると格段に信頼のおける除去手段です。
裏守備化
例:「底なし落とし穴」「月の書」など
主に相手にモンスター効果を使わせたくない場合に用いられる手段ですが、
そのまま除去もできるため応用が効く「裏守備化」。
相手モンスターを場から離すことは出来ないものの、
実質そのモンスターを「その場にいないこと」にできるため有用です。
また場から離さないことは、その間は破壊時効果を発動させずにすんだり、再利用を防ぐといったメリットにもなります。
墓地へ送る
例:「カラクリ武者参参九」など
墓地へ送られるという結果は「破壊」と同様ですが、
こちらは「破壊」を過程に挟まないために破壊耐性持ち・破壊時効果持ち・破壊効果発動時をトリガーとするカードなどをすり抜けて除去が可能です。
破壊効果を持つカードと比べるとその種類は少なく、それ故に「破壊」よりも除去を通しやすい点がメリットとなります。
バウンス
例:「ハリケーン」「強制脱出装置」など
相手の手札に戻してしまうバウンス効果。
破壊や除外と違い、手札・フィールドの合計枚数自体を減らすことができず、再利用の危険性を抱える除去手段ですが、
一方でバウンスに対する耐性持ちが少なく、墓地や除外に送らせない点が大きな強み。
特にエクストラデッキから出されたモンスターや召喚権を費やすモンスターに対しては単なる破壊以上に強力な除去手段となるため、非常に有用です。
除外
例:「次元幽閉」「因果切断」など
破壊に次いでメジャーな除去手段となりつつある「除外」。
ふた昔ほど前の「除外」は、耐性持ちが少なく、再利用の方法も限られていたことから優秀な除去手段として働いていましたが、
対象耐性持ちや再利用方法の充実、最近では除外時効果持ち・場を離れた場合の効果持ちも多く現れており、
「除外さえできれば安心」とは言えなくなりました。
とはいえ未だにキーカードを撃ち抜かれると厄介な除去手段であり、
特に「対象を取らない除外」にまでなると、防ぐことも難しい厄介さと言えます。
融合素材化
例:「超融合」など
相手モンスターを素材として融合召喚するという除去方法。
基本的に対象を取らず破壊時効果なども起動させないため、
完全耐性及び魔法耐性などを持つモンスター以外は除去が可能となります。
デッキバウンス
例:「ウェーブフォース」など
最上級クラスの除去とも言われる「デッキバウンス」。
手札・フィールド・墓地・除外のどこにも送らせない点、バウンスと比べると比較的再利用が難しい点が強みとなります。
特にサーチ手段などのリソースを消耗した状態の相手に対してはトドメとなり得る除去手段ですが、
強力な分デッキバウンス効果を持つカードは少なめとなっています。
エクシーズ素材化
例:「アークナイト」など
相手モンスターを自身のエクシーズ素材としてしまう除去効果。
成功すれば、相手の場はもちろん墓地やデッキにも送らせないため、素材としてキープしている間は「墓地へ送られた時」等の効果を発動させず、再利用もさせません。
強力な効果ですが、それ故にこの系統の効果を持つカードは希少です。
魔法罠化
例:「サイコバウンダー」など
相手モンスターを装備魔法・永続魔法・永続罠カード扱いとしてしまう除去効果です。
「エクシーズ素材化」同様に墓地へ送られた時の効果などを発動させずに済むというメリットがあります。
強力な効果ですが、この効果を持つカードも比較的少なめです。
裏側除外
例:「拮抗勝負」など
除外よりもさらに除去性能が高い「裏側除外」。
現状裏側で除外されたカードは再利用が限りなく難しく、この除去に対応できるのもカウンター罠など非常に少ないのがポイント。
「除外」が比較的穏やかな除去として扱われるようになっている現在、
「裏側除外」がかつての「除外」のような、絶対的な除去方法として君臨していくのかもしれません。
「〜しなければならない」
例:「深淵の指名者」など
モンスターへ及ぶ効果ではなく、プレイヤーに行為を強制させる効果のため、
対象耐性・破壊耐性はもちろん完全耐性もくぐり抜けての除去が可能です。
ただし後述するリリースと比べると除去範囲が不安定なものが多く、狙ったカードを墓地に送れない場合もあります。
リリース
例:「ラヴァゴーレム」など
相手モンスターをリリースすることであらゆる耐性をすり抜け除去が可能な点が強み。
「魔法罠化」や「裏側除外」と比べて墓地へ送るために再利用は容易になりますが、
一方で「リリース」の多くはチェーンブロックを作らないため、
対策しづらい即効性のある除去として働きます。
完全耐性をもすり抜けて相手モンスターを場から離す(※効果によるリリースの場合はできませんが)ことが可能な点は、単純な除去の性能という意味では最高クラスと言えるでしょう。
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