メガヤミラミ
【説明文】
メガシンカの エネルギーを 浴びた 胸の 宝石は 膨張し 皮膚を 引き裂いて 飛び出した。
【解説】
メガバンギラス同様、身体を引き裂くほどの強烈なエネルギー。
ヤミラミの場合は引き裂くだけでなく宝石が完全に分離し飛び出してきてしまっています。
ここでわかるのは、メガシンカは身体全体にバランス良く影響を及ぼすのではなく、
一部分に集中してエネルギーを注入するケースがある、ということ。
メガヤミラミの場合は宝石に、メガヤドランの場合はシェルダーに、
メガバンギラスに関しても背中に集中して浴びた可能性があります。
一点に集中して浴びた場合は、その部位が特に大きく歪に変化しており、
肉体的にかなりアンバランスな形状になることが多いようです。
メガクチート
【説明文】
非常に 攻撃的な 性質。 2つの アゴで 獲物を 挟むと 力任せに引きちぎる。
2つの アゴは 意思が あるように 激しく 暴れまくっている。 ひと噛みで 岩石も コナゴナだ。
【解説】
おそらくこれもメガシンカの影響なのか、非常に攻撃的な性質となったメガクチート。
2つのアゴが特徴的であり、「力任せに引きちぎる」というお茶の間にはお見せできない戦い方をしています。
“2つのアゴは意思があるように”とある点が特に気になるポイント。
もしかするとメガシンカのエネルギーにより、アゴに“自我”が芽生えた…
とまでは言いませんが、
クチート本来の意志とはまた別の器官が生まれ、アゴが独立して動いているかのように見えるほど、
複雑な動きが可能になったのかもしれません。
メガライボルト
【説明文】
メガシンカで 凄まじい 量の 電力が 体内に たまるが 扱いきれず 持て余している。
身体に 電気が たまりすぎていて 苛立っている。 落雷と 同じ スピードの 瞬発力がある。
【解説】
メガシンカによりメガライボルトは電気を溜めすぎる体質に。
ヘルガーの炎といい、ライボルトの電気といい、
この手の(プラズマに近い性質)の持ち主は、その“属性”のエネルギーが強化されるようです。
ハッサム等のような形態変化も苦しいところですが、
ライボルトやヘルガーのように常に纏い続けているものが尋常ではないほど大きくなっていく…というのも厄介でしょう。
メガサメハダー
【説明文】
メガシンカにより 闘争本能が 爆発。 黄色い 模様は 過去の 歴戦の 傷跡。
黄色い 模様は 過去の 古傷。 メガシンカの エネルギーが 巡って ズキズキ 痛んで 苦しいらしい。
突進した 瞬間 頭から 鋭い トゲが 飛び出し 相手の 体を 深く 傷つける。
【解説】
メガシンカにより闘争本能が刺激されるというのは、ギャラドスしかりバンギラスしかりクチートしかりetc…
メガサメハダーは過去の古傷にエネルギーが巡ってしまい、苦痛を強いられているとのこと。
メガサメハダーの古傷は全身至る箇所にあり、メガシンカ中このダメージを常に負わなければならない…というのは大きな負担。
ヤミラミの項目で「メガシンカは特定の部位に大きな影響を及ぼすケースがある」と触れましたが、
メガサメハダーの場合はその対象がまさかの“古傷”。
またメガサメハダーのトゲは常に露出しているわけではなく、相手に突進し頭を密着させた状態でトゲを飛び出させる…とのこと。
えぐめの戦法であり、これもアニメポケモンではちょっとお見せできない戦い方ということになります。
メガジュペッタ
【説明文】
桁違いの エネルギーが 呪いを 増幅し 抑えきれない。 自分の トレーナーさえ 恨んでしまうのだ。
メガシンカで 怨念が 増幅。 チャックの 中に 仕舞われていた 呪いの パワーが あふれ出す。
【解説】
ゲンガー同様、自分のトレーナーすらも呪いの対象とするメガジュペッタ。
ただこれはジュペッタが恨みたくて恨んでいる…というよりも、
呪いのパワーを抑えきれずに暴走してしまっている可能性があることが読み取れます。
「獲物としか絆が芽生えない」と性格自体がかなり特殊になったゲンガーとは違い、
ジュペッタの場合は「自分のトレーナーを大事に思っているのに、呪いのパワーを抑えきれず…」という可能性もあるということです。
ただ増幅しているのがエネルギーではなく怨念である点が厄介。
ジュペッタの感性が恨みつらみに支配され、
主であるトレーナーも本気で呪うようになってしまっている可能性もあります。
メガアブソル
【説明文】
本来 争いを 好まないため 戦いの ための この 姿に 変わることを とても 嫌っている。
メガシンカの エネルギーを 威圧の オーラに 変えて 振りまいている。 気の弱い人は ショックし する。
【解説】
「この姿になることを嫌っている」と明言されたアブソル。
ポケモン自身が自分のメガシンカ状態をどう思っているのか、というのも気になるポイントでしたが、
少なくともアブソルはメガシンカは好まない様子。
人間の命を奪うほどのエネルギーを振り撒く…
戦闘を嫌うアブソルからすると確かに嫌な姿かもしれません。
ただ戦い嫌いのアブソルの場合はメガシンカだけを特別嫌っているわけではなく、戦闘に関するあらゆる行動を嫌っている可能性はあります。
また、「メガシンカが戦闘のためのもの」という前提が一つ確認できたのも大きなポイント。
我々リアルのプレイヤーからしても、メガシンカは戦闘中にのみ可能な変化であり、各種戦闘能力が大きく上がる形態であることから
“メガシンカは戦闘のためのもの”という認識でした。
それが作中の図鑑でも「メガシンカは戦闘のためのもの」と明言されたのは(少なくともアブソルに関しては)、一つ大きな発見。
メガシンカは基本的に、戦いのためのもの。
メガオニゴーリ
【説明文】
過剰な メガシンカ エネルギーが 口から あふれ アゴが 砕けた。 常に 吹雪を 吐いている。
口の 中に 獲物を 放り込み 瞬時に 凍らせるが アゴが 外れているので 食べられない。
メガシンカの パワーが 強すぎて アゴが 砕けてしまった。 うまく エサを 食えずに 苛立っている。
【解説】
他のポケモンにも形態変化は見られましたが、オニゴーリの場合は特に顕著。
戦闘の中には捕食を目的としたものもあるはず。
獲物を仕留めるためにメガシンカをするのに、
メガシンカをしたせいで食べられない…
オニゴーリからするとかなり鬱陶しいジレンマだと思います。
また、「メガシンカ状態では獲物をうまく食べられない」という説明文も気になるところ。
戦闘中ならともかく、「さあ敵を仕留めた、後はゆっくり食べるだけ…」という状態であれば、
メガシンカを解除して顎を元通りにすれば普通に食べれるはず。
しかしわざわざメガシンカを継続して獲物を食べようとしているということは…
①任意のタイミングでメガシンカは解除できない
あるいは
②メガシンカを解除しても顎は砕けたまま
例えばゲームにおけるメガシンカは、一度してしまうとバトルが終わるまで解除は出来ません。
実際のケースでも、メガシンカは一定時間が経過しないと解除できないのかもしれません。
メガボーマンダ
【説明文】
刃のように 鋭い 羽で 行く手を 遮るもの すべてを 真っ二つにし 飛び続ける。
より 凶暴に なって 育ての トレーナーにも 襲いかかるほど。 別名 血に 濡れた 三日月。
暴れまくるのは 自慢の 2つの 翼が 強い エネルギーで 歪に くっついた ストレスのせい。
【解説】
メガシンカのエネルギーにより翼が歪にくっついてしまい、
そのストレスで育てのトレーナーにも襲いかかるほどに凶暴化。
タツベイ時代から念願だった、そしてボーマンダとして自慢だったはずの翼はメガシンカの末、
遮るものを全て真っ二つにする破壊の象徴に。
赤い翼は返り血を浴びてさらに赤くなったのか、血に濡れた三日月というかなりダークな異名もついています。
メガメタグロス
【説明文】
メガシンカで 脳を 刺激され 勝利の ためには 手段を 選ばない 冷酷な 性格に。
更に 優れた 頭脳に なった。 その 結果の 戦いは 目を 覆いたくなるほど 冷酷だ。
勝てないと 判断すると ツメで 相手を つかみ 大爆発の カウントを 始めるぞ。
【解説】
ギャラドス等と同様にメガシンカが脳に直接作用。
ただし好戦的になる他のポケモンとは違い、メタグロスの場合は冷酷な性格に。
優れた頭脳と手段を選ばない合理的な思考へと変化しました。
なんというか、ポケモンバトルのガチ対戦で使われていたメタグロスの立ち回りを彷彿とさせますね。戦いのマシーン化というか。
計算づくで大爆発をするのも、ガチ対戦のメタグロスではよく見られた光景で。
図鑑説明文から、メガシンカ前のメタグロスは冷酷というほどの戦い方ではなく、おそらくある程度人情的な部分もあったのでしょう。
一方ガチ対戦では合理的な、時には冷酷な指示を受けてきたわけで。
そうした経験を経た後メガシンカしたメタグロスは、
効率のためなら自爆も辞さない、「多くのトレーナーに求められた姿」になったわけですが…
そういうメタなお話も図鑑設定には潜んでいそうなメガシンカです。
メガミミロップ
【説明文】
メガシンカに よって 戦いの 本能が 覚醒。 攻撃の 邪魔になる 毛を 脱ぎ捨てた。
【解説】
元々ミミロップの耳に生えている毛等は、危険回避のための防御手段であったり自分の身を気温の変化から守るためのものでした。
そんな毛を“邪魔”と判断して脱ぎ捨てるほど、メガミミロップは好戦的になったということなのでしょう。
メガガブリアス
【説明文】
過剰な エネルギーで 両手と 羽が 溶けてしまい 巨大な カマ状の 形に 変化した。
自慢の 羽が 鎌に なって 怒り狂っている。 鎌を ふるって 大地を みじんに 切り刻む。
腕と 羽が 溶け カマの ように 変化して しまった。 怒り 狂って 暴れに 暴れまくるぞ。
メガシンカ前 より 凶暴な 性質。 両腕の カマで 敵を ズタズタに 切り刻む。
【解説】
過剰なエネルギーにより両手と羽が溶けてしまい、
さらにそのストレスで凶暴な性格へと変化。
自慢だった翼は巨大なカマになり、敵や大地をズタズタに切り刻むようになりました。
身体が溶けてしまうのは「ハッサムが鋼の体だからなのか?」という可能性を考えていましたが、どうやら違う様子。
ハッサムに限らず、メガシンカのエネルギーはポケモンの身体を無条件に溶かしてしまうもののようです。
さらに長時間闘うと溶けるハッサム、溶け始めているヘルガーとは異なり、メガガブリアスは既に溶けてしまっている状態。
ガブリアスがエネルギーで変化しやすい身体なのか、あるいは浴びたエネルギーがハッサム等より多いのか、
ともかくガブリアスはメガシンカ時点で既に身体を溶かしてしまっています。
メガシンカ特有の“溶ける”変化、メガシンカに潜むエネルギーの正体が気になるところです。
メガルカリオ
【説明文】
メガシンカ エネルギーと 波動が 混じり合い 駆け廻った 痕が 全身に 黒く 刻まれている。
全神経を 集中して 目の前の 敵に 挑む。 戦いぶりは 非情の 一言。
メガシンカで 波動が 膨張。 闘争本能の 赴くままに 非情な 手段で 敵を討つ。
爆発的な エネルギーを 浴びて 闘争本能が 目覚めた。 敵に 対して 一切 容赦しない。
【解説】
非情、容赦しない、闘争本能など、メガシンカポケモンに起こる性格変化がこれでもかと顕現しているメガルカリオ。
またルカリオ特有の表記として、”メガシンカエネルギーと波動が混じり合い駆け廻った”という点。
宝石やシェルダーなど、メガシンカのエネルギーは特定の何かに強く影響を及ぼすケースが見られますが、
ルカリオの場合は“波動”ということなのでしょう。
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