孤独のグルメ
“井之頭五郎”という男がただひたすらグルメを堪能する───────
シンプルなテーマでありながら、気づけば「もはや再放送含め何度見たかわからない」…という人が続出している「孤独のグルメ」。
ちなみに私は、いつかのお正月の一挙放送で初めて見てドハマりし、お正月の3分の1を孤独のグルメをつけながら過ごしました。
未見の方はぜひ見てみてください。おすすめです。
さて、「孤独のグルメ」といえば主演の松重豊さんが残すユニークなコメントも一つの見どころとなっています。
ドラマの内容はもちろん、放送外での松重さん達の砕けた雰囲気も、
孤独のグルメや松重さんがより愛されるようになっていった要因の一つだと思います。
というわけで今回は各年度ごとにその歴史を振り返ってみます。
松重豊さんのコメント
2017
「このドラマの企画を最初にいただいた時、『誰が見るんだろう?』って思いましたよ」
「おっさんが淡々と飯を食っているだけのドラマ」
「でも、毎回のようにスタッフが血まなこになってお店を探してきてくれる。だから極限状態までお腹をすかせて撮影に臨むようにしています」
(引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/smp/drama/entry/2017/006504_amp.html)
「あれから5年、ちょっと胃拡張になったようです」
(引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/smp/drama/entry/2017/006327.html)
「もう5年、この『孤独のグルメ』で五郎を演じているのですが、なんでこのタイミングで記者会見をやらされるのか……まったくもって疑問です」
「出演のお話をいただいた時に、“誰が見るの?”と(思った)」
「ただオッサンが淡々と飯食っているだけで、その後にちょっとモノローグが入って出来上がったドラマを、テレビの前の皆さんはどう思うのか正直わからなかった。Season6を撮っている今も、わかってない(笑)」
「もう気負うことはない。
この間“オワコン”という言葉を聞いたのですが、この番組にピッタリだな~なんて思った。
終わってもいいって視聴者が思っても仕方がないくらい、マンネリ。どこに向かえば良いんだろう? という気持ち。」
「でも、美味しいものは尽きることがないので、それがある限り形を変えてでも出来るのかな、とボンヤリしながらやっています。
美味しいものをどこまで見つけることができるかという冒険の旅が始まったなと思っています」
(引用元:https://plus.tver.jp/news/44170/detail/)
「はたして、視聴者っていうお客さんがつくかどうか本当に分からないし、たぶん、僕の中でも、プロフィールの汚点になるだろうなって思って(いた)」
「中国の観光客が片言で僕に向かって来るんですよ。よく聞くと、“食べる番組見てる。まさか日本に来ておまえに会えるとは思ってもみなかった”みたいなことを言ってるんです」
(引用元:https://taishu.jp/articles/-/53584?page=1)
2018
「視聴率も頭打ちなので、この際閉店商法で『孤独のグルメ season final 究極の晩餐』にしたらと提案しましたが却下されました」
「行った覚えのない飲食店に、私のサインが置いてあった」
「この番組を断食中の僧侶が観ているそうです」
「見方を変えればダイエット効果抜群です。但し、夥しい煩悩と戦わなければなりませんが」
(引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/information/2018/02/28/207419-amp.html)
2019
「私の不祥事による降板など、予断を許さない状況です。ネットニュースよりも放送終了後のフライングテロップに御注目ください」
(引用元:https://www.j-cast.com/2021/06/08413394.html?p=all)
2021
「老けました。もう痛々しいから辞めろという声が聞こえてきたら、 辞める覚悟は出来ています。」
(引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume9/intro/)
2022
「金曜日、深夜0時過ぎからの深夜番組です。もう本当に誰が見ているか分からない深夜の深い時間でございますけども、なぜか10回目のシーズンを迎えてしまいました。感無量です。とりあえずは…はい」
(引用元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/09/28/kiji/20220928s00041000647000c.html?amp=1)
「紅白などの番組をやっている裏で、テレビ東京はこの枠を捨てたんだなと思いました(笑)」
「これまで出演してきた作品とはまったく毛色が違う、おじさんがただ食べてるだけ」
「飲食店の方へのエールという意味でも、やりたいという思いが強かった」
(引用元:https://news.mynavi.jp/article/20221025-2492696/)
「似たような番組がたくさん出ては消えたと伺いました。ウチは最初から”意気込み”なんてものが皆無なので続いたんじゃないでしょうか」
(引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/smp/drama/entry/2022/026634.html)
「年末年始の数日間、テレ東はこの番組の再放送ばかり流しています。最も劣化が進んだ井之頭五郎を見られるのはこの大晦日スペシャルだけです。」
(https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/smp/drama/entry/2022/027179.html)
2024
(見出し)「松重豊、映画『孤独のグルメ』主演&監督で苦労も「大きな財産に」 ポン・ジュノに依頼も断られる」
(コメント)「監督と言っても現場で、監督みたいな格好ではなく井之頭五郎がモニターの前で確認してOK、チェック、良し悪しを決めていく。俳優の前に、監督になりたかったと40年ぶりに思い出した。僕のなかで、人前でなにかするより演者を支えていく方がメンタルも安定していて楽しかった」
(https://www.oricon.co.jp/news/2335676/full/)
まとめ
というわけで各年度ごとに“孤独のグルメ”の井之頭五郎さん…もとい、松重豊さんのコメントを見ていきました。
「ツンデレ」という声も上がることもあるこれらのコメント。
今後も作中・作外ともに楽しみにしたいと思います。
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