みなさんこんにちはこんばんは。
今回は黒子のバスケに登場する「キセキの世代」は、一体誰が一番強いのか?というテーマについて。
キセキの世代 最強は?
まず決めておかないといけないことは、ここで言うところの「最強」はいくつか解釈が分かれる、ということ。
そこで今回は以下の点について見ていきます。
1on1で最も勝てる人間が最強なのか?
それともチームでの戦いに最も影響を及ぼす人間が最強なのか?
ちなみに今回は
赤司、青峰、黄瀬、緑間、紫原というキセキの世代5人に加え、
元キセキと言ってもいい灰崎と、キセキと同類と言われる火神、そして青峰をともちげさせた氷室を加えた合計8人での比較を行いたいと思います。
黒子&黛に関しては性能が特殊すぎるのでここでは割愛。
無冠に関しては基本的にキセキの世代と比べると飛び抜けた性能が無いかな、と判断しここも割愛。
レオ姉や花宮あたりはキセキにない独自の個性を持っているので比較になるかもしれませんが。
ではまずはこの8人を一人ずつ見ていきます。
赤司
目がやばい。身体能力もやばい。なんかダンクとかもしてくる。設定も鬼盛り。
IH時点で「紫原が唯一言うことを聞く」等、赤司に関しては別格描写多め。
1on1で無類の強さ、チーム戦でも影響力大、頭も良く、
キセキの世代の中でも頭ひとつ抜けている感じがします。
アンクルブレイクや究極のパス、天帝の目など固有スキルも多め。
他の選手が物理的な領域で勝負してる中、赤司に関してはそれだけでなく黒子や黛に近い「特殊能力」を備えている人なので、
上位互換となる能力がないのも強み。
とにかく特殊能力補正&「負けたことがない」設定が強すぎる。
特に1on1でも戦えるのは脅威的。
基本的に負けビジョンが見えないのでキセキの中でも上位候補。
青峰
高い敏捷性、ディフェンス不可の攻撃力、そして火神を圧倒するディフェンス力など、
個人での突破力がとにかく高い選手。
任意でゾーンに入れるのも強い。
キセキの世代の中でもかなり安定してスタメンを任せることができるキャラだと思います。
ただ彼が出来ることは割と他の人も出来ちゃうのがややネック。
シュート成功率100%はキセキの世代の標準装備スキルみたいなものですし、
インサイドでの強さやスピードは紫原、1on1での強さは赤司、といった具合に他のキャラとかち合うポイントが多め(つまり青峰固有のアピールポイントが少ない)。
特に赤司とは「最強は自分」論争がぶつかりやすいこともあり、
この辺は白黒つけて欲しいところはあります。
また「紫原相手に点を取るのはオレでも至難の技」と青峰本人が言っちゃってることから、
やはり赤司・紫原はネックとなる存在。
そのため差別化するポイントとしてはやはりゾーンに任意で入れる点。
また、キセキの中でも唯一練習をほとんどしていないというのも地味に大きなポイント。
青峰は実はまだまだ発展途上で、今後更に手に負えない選手になっていく可能性もあります。
実際チームにいるとかなり使い勝手が良い。
青峰がいるだけで勝ち筋が出来るのは強力。
極端な話、青峰にパスを供給し続けているだけで攻撃が成り立つと思われる。
緑間
バスケのルールを変えかねない最強選手。
3P決定率100%、コート上どこからでもシュート、
このどちらかだけでもおかしいのに両方併せ持つまさしくクレイジーシューター。
他のキセキと比べるとおそらく1on1能力はかなり下位。
自力で赤司や青峰、紫原を振り切れるとは考えづらいですし、
パーフェクトコピーを考えると黄瀬に勝てるとも断言できないでしょう。
しかしそんなことを差し引いてもオールコート3Pはエグすぎる。
ゴールド&シルバーチームが彼にダブルチームを張り付かせ続けなければならない程のスペック、
現実にキセキの世代が存在すればおそらく最も騒がれるのはこの緑間くん。
一瞬でもマークが遅れれば即アウトの3P、さらに彼自身フェイクやパスを織り交ぜて撹乱、
地味にディフェンスが上手いという設定有り、
というかそもそも他の選手で相手チーム全体をスクリーンし続けたり、緑間くんをぐるっと囲んだりすることで、
緑間くんのシュートの邪魔をさせなければそれだけで勝ち確(俗にいうかごめかごめ作戦)。
おそらく現実に存在するとルールを変えかねない男。
1on1ならキセキの中でも最下位候補、しかしチーム戦であればダントツぶっちぎり最上位に輝くことでしょう。
赤司くんとはまた別の方向でヤバい。
黄瀬
通常時の身体能力も卓越してはいますが、キセキと比べるとやや尖り方に欠ける印象。
一方でパーフェクトコピーが鬼チート。
制限時間が存在するのでスタメン起用というよりは、交代枠で使ってパーフェクトコピーで場を制圧、というのが効果的かもしれません。
というかパーフェクトコピーが5分きっかりでも十分強力すぎるのに、
成長と共に持続時間が伸びていくのも半端ない。
5分強コートを支配できる上、分割して使用できるためおそらく実際の影響時間は更に長い。
キセキクラスが相手にいてもパーフェクトコピーでぶっちぎれるというジョーカー的存在。
ちなみにエクストラゲームでは「ゾーン」と「パーフェクトコピー」は強さの上昇幅が遜色ない、ということで
黄瀬くんは任意でゾーン並みの力を5分以上手に入れていることになります。
その上ゾーンにも入ることができるわけですね。エグい。
紫原
でかい、速い、強い、という単純明快なパワーキャラ。
3Pラインより内側は紫原のテリトリー、
青峰ですら得点を上げるのは至難の業、
というくらいだからある程度の防御力は保証されてはいます。
ただ作中の誠凛戦では第2Q以降得点を許していたこともあり、
青峰の「DF不可の点取り屋」や緑間の「3P成功率100%」ほど、
紫原の「テリトリー」は絶対的なものでは無いのかな、と。
ただ木吉のあれに関しては本来紫原がカバーしなくても良い選手にまで全力カバーしに行って崩されていた感もあるっちゃあるため、
紫原のチームメイトが守備をきちんとしていれば、紫原のテリトリーはもう少し有効に機能する可能性。
特に氷室に関してはちょくちょくコートから消えていたので。
黄瀬曰く潜在能力はキセキの中でもずば抜けているかもしれない、とのこと。
でかくて速いため、一部では青峰の上位的存在とみなす人もいます。
特に本編終了後、シルバー相手の活躍でかなり株を上げた感。
単騎でシルバーとやり合って圧倒したのはパーフェクトコピー&ゾーン状態の黄瀬くらいなので、
少なくとも紫原はそれと同等前後のステータスがあってもおかしくはない。
また紫原本人が「赤司にだけは勝てる気がしないから言うことを聞いてる」と話す通り、
逆に言えば赤司以外には負けない、と踏んでいることがわかります。
パーフェクトコピー黄瀬やゾーン青峰には素の状態は劣るのでしょうが、
リミッターを解除した紫原であればおそらく制圧できるのでしょう。
火神
キセキクラス相手であれば誰相手でも接戦してるイメージ。
黒子によるサポートありきの活躍という部分も多いため、評価が難しい。
1on1に関しては赤司、青峰、紫原の一つ下くらいの印象。
ゾーンに入ればそれらのキャラクターを捲れるものの、
ゾーン同士だと上記3キャラには不利を取る印象。
素の火神は同じく素の黄瀬や緑間あたりと互角の印象が強いです。
黒子とペアを離れる機会がしばしばあったエクストラゲームでも火神単体でそこまで注目を集めた描写がないため、
他のキセキ勢と比べると評価は大人しめ。
他のキセキクラスと違い、「100%○○出来る」という特殊能力が無いのも気になるところ。
灰崎
おそらく基本性能は黄瀬と同程度か少し下、パーフェクトコピーが無いため単純なスペックは黄瀬に劣る…ということになるかと思います。
完全模倣黄瀬>キセキの世代>通常黄瀬、灰崎>氷室
こんな感じの力関係でしょうか。
灰崎は心情描写で「キセキ(あいつら)の技だけは奪えねえ」と吐露しているので、
灰崎の立ち位置はキセキよりは下、非キセキよりは上、という中間の認識で良いかなと思います。
灰崎が特筆すべきは対戦相手を弱体化させることができるという能力。
これは他のキセキに無い強みです。
キセキクラスの相手と戦う場合は黄瀬を上回る活躍は見込みづらいですが、
一方でキセキ以外のキャラが多いチーム相手にはキセキの世代以上に制圧することができるのでは。
灰崎が試合に出ていれば出ているほど相手チームを弱らせることが出来るというのは正直かなり強力。
キセキに次ぐスペックを持ち、さらにデバフ効果を持つとなると、
非キセキからすると一番厄介な存在かもしれません。
正直本編での活躍がもっとあっても良いくらい。
特殊能力・技能持ちが多い学校に特に刺さる能力なので、
実は誠凛高校や洛山高校に刺さる気がしないでも無いです。
灰崎を出しておくだけで、キセキ以外のケアが出来るというのは便利。
キセキ以外で誰か選手を取る、となると第一候補にあがるキャラではないでしょうか。
氷室
流麗なダンスと青峰も一瞬引っかかるフェイク、そしてミラージュシュート。
ただ青峰にともちげされたため、あくまで秀才止まりのキャラクター。
基本技術がとてもしっかりしてるということなので、
安定感というのは大きくあると思います。
キセキによくある体力不足描写もなく、安定して仕事してくれそうなキャラクター。
ただやはりキセキとの間に存在する決定的な壁が厳しい。
あと守備描写ももう少し欲しい。
ミラージュシュートもキセキ以外に破られ攻略法が示されて終わった(木吉&日向)ため、
ミラージュシュート以外の何かが欲しい。
というわけでおそらく物凄くスキルのある選手なのでしょうけど、
キセキの世代と比べると器用貧乏感が拭えないところ。
それでも「一瞬でもキセキと錯誤するほどのスペック」であることは確かで、
その点無冠よりは上位に位置する存在なのかなと。
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