みなさんこんにちはこんばんはゆきるりです。
今回はBLEACHでよく囁かれるとある説について。
鬼灯丸は最弱か否か
はい、斑目一角さんが使用する斬魄刀「鬼灯丸」の強さについて。
これが最弱の斬魄刀としてよく候補に挙げられてしまうのです。
果たしてそれほど弱いのか?
まずは「弱い」「ハズレ」と言われる鬼灯丸のスペックについて見ていきましょう。
始解:延びろ、「鬼灯丸」
「解放することで刀と鞘が一体化、片刃の刃が付いた槍になる」という典型的な直接攻撃系の斬魄刀。
柄を分割することで三節棍に変形させることも可能となっています。
一方で「鬼道系の斬魄刀は馬鹿にされる」という弓親の発言通り特殊な能力は何も宿しておらず、
また相手の予測を外す攻め方こそ可能なもののずば抜けた攻撃力を持つわけでもありません。
さらに当時は始解しか出来なかった一護が素手で掴み破壊できるほどその強度は脆く、
その耐久性にも難があると言わざるを得ません。
お陰で始解一護以上の敵と戦う場合は常に斬魄刀を破壊されるリスクを抱える事になります。
傷薬を収納するスペースも完備されているものの、あくまで収納できるというだけであり傷薬を持ち歩く手間が省ける程度のメリットしかありません。
初期は登場する斬魄刀もまだ少なく、一護を苦戦させた一角の実力も相まってそれほど鬼灯丸がハズレである、とする声はありませんでしたが、
物語が進むにつれて隊長格が次々に斬魄刀を解放していき、次第に「あれ?鬼灯丸ってなんかパッとしないな…」という意識に変わり始めます。
が、しかし!
破面編に入り再登場した一角、敵の破面と対峙しなんと驚きの行動に出るのです。それが…
卍解:龍紋鬼灯丸
まさかの卍解。
ここは話の流れや演出の上手さ、そして「まさかの一角が」という驚き等諸々の要因から多くの読者のテンションが上がったのではないでしょうか。
私も「一角SUGEEEEE!!!」とブチ上がっていたと思います。
そして現れた卍解は凄まじいカッコ良さ。
「これが卍解だ」と言わんばかりの巨大さ、みんな大好きドラゴン(しかも彫ってある)、
さらにただ形態を変化させるだけの始解と違い、卍解には特殊能力が備えてあるというのです。
それがこちら、「龍のゲージが溜まれば溜まるほど強くなる」という能力。
全国の厨二病の好物じゃないですか。
まあ私が厨二病にかかっていた頃はクールな特殊能力に憧れていましたがそれはともかく、
卍解を披露した事で再び一角さんはその存在感を示したのです!
完!!!!!!!!!!!!
……はい、とまあそんなわけにはいかず。
確かに一角の卍解のインパクトは凄まじかったですが、
卍解してからしばらくはその殆どの力が眠ったままというデメリットを背負っているのがネック。
この時点で龍紋鬼灯丸以上の性能を持つ卍解や死神を上回るほど強力な力を見せる破面も現れ始めており、
それらと比較するとやはり「ただ形態変化して、オマケでパワーが上がっただけ」という印象は否めず、
またエドラド・リオネスとの対戦で一角の実力の底も見えてしまったがために、彼と鬼灯丸の株はついに天井にぶつかります。
とはいえ「持久戦でこそ真価を発揮する」「フォルムも格好良いし、斬り合いというテーマも好き」という層から一定の支持を集めることもありました。
完!!!!!!!!
……はい、またまたそんな訳にもいかず。
ついに龍紋鬼灯丸の評価下落ポイントに到達します。
そう、BLEACH最終章千年血戦編にて、「一度壊れた卍解は元に戻らない」という設定が明らかになるのです。
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