今回はノリノリの実について。
プレミアショー2021で登場したヘルツが食べた能力です。
なお、後年になって原作にも「ノリノリの実」が登場することに。
そちらに関しては全く別の能力となっています。
▼詳しくはこちらをご覧ください。▼
ノリノリの実
他者を強制的に踊らせる
相手の意思に関係なく踊らせるダンス人間。
踊り死ぬまで能力を解除しない…というのが主な戦闘方法となる。
一見ユニークな能力に見えるが、その性能は凶悪。
相手の行動を強制的に中断させるため、相手は技を出すことができず、防御をすることもできない。
能力の発動に成功すればもはやどうとでも料理できてしまうため、やっていることは一撃必殺に近い。
ひとたび能力を適用された人間は、行動選択の自由を失い、ダンスでただひたすら体力を消耗し続けることになる。直接的なダメージを与える手段がないように思えて、時間経過で相手を疲弊させることができるというのはこの手の能力では破格。
相手の行動を制限できる能力はそれ単体ではダメージまで与えることができないものばかりだが、
この能力は相手の行動の自由を奪った上で、相手の体力を削り続け死に至らしめる性能をもっている。
“ノリノリの実のダンス人間”というポップな響きとは裏腹に、凶悪かつ効率の良い戦闘が可能な、攻防一体の悪魔の実といえる。
“疲労”というダメージソース
ノリノリの実の能力が強力な点は、相手へのダメージソースが“疲労”である点。
直接的な攻撃ではないため、本来覇気などを使わなければまともにダメージを与えられない自然系能力者や、
耐久力の高い人間相手にも有効である。
疲労をダメージソースに出来る能力は希少であり、それだけでも他の悪魔の実には無い需要をもっている。
総じて、他の能力には無い強みをいくつも持っている能力であり、
使い方と磨き方によっては対策困難な悪魔の実になり得るポテンシャルを秘めている。
過信は禁物
ただし、あくまで対象を踊らせるだけの能力ではあるため過信は禁物。
例えば遠距離からの狙撃など、付け入る隙はいくらでも存在する。
自分の身体が強化されたり、他の物質に変化するわけでも無いため、防御面は手薄。
踊らせる前に攻撃の隙を与えてしまうと一気にやられてしまいかねない。
なおかつ、能力を適用した相手に関してもあくまで踊らせるだけであり即座に意識を失ったりするわけでもない。
相手が体術に秀でていて、なおかつあまりに相手との距離が近いと、“ダンスをしながら”の攻撃を受ける可能性も考えられる。
また、ダンス中はあくまで身体の動きを制限するだけで、口の動き自体は制限されていない。
そのため、踊らされている人間が仲間に言葉で“ノリノリの実”についての情報を伝えて、対策させる可能性もある。
能力を過信せず、身の安全を第一に、能力の発動を心がけたい。
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