2年目のインターハイ1日目まで読んで
前回は一年目終了時点までを読みました。
今回はそこからさらに、2年目のインターハイ1日目終了時点までを読んでの感想。
パーマ先輩、強ない?
確か一年目では「能力は平凡だけど、平凡の範囲内で出来ることをやる」というキャラだった気がしましたが、2年目では活躍シーンが大幅に増加。
同期の天才・古賀に勝利したり、登山で真波に実質勝利したりと、めちゃくちゃ強いパーマ先輩。
本人や周囲は「平凡」と言うのですが、戦績的にはめちゃくちゃ強キャラ。
一年目時点の「パートナーを先行させて、自分は妨害に徹する」戦法とかめちゃくちゃ現実的で面白かったのですが、
2年目の現時点では根性の走りが持ち味のキャラと化しています。
割と正々堂々勝とうとするし。
一年目の妨害戦法はなんだったんだ。
いやまあ実力がついたから妨害戦法に頼らなくてもよくなった、ということなのかもしれませんが…
それでも作中では自他共に認める平凡キャラなのだから、
才能相手に知略で対抗する展開とか見てみたいなぁと。
まだインターハイ1日目終了時点までなので、これからに大期待。
パーマ先輩のお洒落な返しが気になる
あとこれは個人的に気になるところですが、
①敵キャラが何か言う→②パーマ先輩がお洒落っぽい返しをする
がめちゃくちゃ多いのが気になりました。
レース中にあれだけ返せるの結構余裕あるな、と思いながら見ています。
もしかすると相手を挑発する狙いがあるのかもしれませんが、
にしても相手と同格の走りをしながらお洒落返しをし続けるのはエグすぎる。
一年目から1番実力が伸びてる選手ではないでしょうか。
本当に凡人か?
個人的には、凡人キャラで行くならお洒落返しにリソースを割かずに常に戦術のことを考えて喋って欲しいし、
そうでないなら古賀先輩の出番を見たかったなぁ、という。
真波と互角で張り合えるほど強いパーマ先輩、
そしてそんなパーマ先輩と互角以上に戦える力を持っているんですよね、古賀先輩は。
ブランクがあるのにそれだけ走れるならインターハイでも見たかったなぁ。
実際京都伏見の筋肉観察マンや御堂筋からも一定の評価を受けていますしね。
ともかく、パーマ先輩には頭脳プレイでの活躍を期待しながら読みたいと思います。
パーマ先輩の活躍シーンが本当に多いので(主人公レベル)、ぜひその中に頭脳プレイを…!
泉田や真波ってこんなキャラやった?
パーマ先輩は凡人キャラなので、そんな彼のキャラを引き立てるためなのか敵キャラが見下し発言をする場面が多いのも印象的。
その辺のモブキャラならともかく、泉田や真波レベルがパーマ先輩の実力不足いじりをするようなキャラだったかな…というのは思いました。
泉田は敵を見下すよりも自分を上げるようなキャラだった気がしますし、
真波に関してもわざわざ相手を下げるようなことを言う回数は少なかったはず。
パーマ先輩vs古賀の戦いも、ちょっと二年生以下の応援がパーマ先輩の方に寄りすぎじゃないか、と感じる場面もありました。
パーマ先輩が戦うと、そのたびに相手キャラが“平面的で嫌味な天才キャラ”になっている気がする。
パーマ先輩があまりにも弱く見えるからついついみんな舐めたくなるのかもしれませんが。
泉田じゃなくて黒田がチームの中心になってる件
読み進めるごとに黒田が存在感を発揮し、泉田の影は薄くなっていき…
ついには黒田がチームをまとめ出した件。
(ここに関しては二日目以降を読んでいくと印象が変わるのかもしれませんが)
一年目時点で黒田がここまで存在感を発揮していたわけではないので、
泉田頑張ってくれよ、という想いです。
一年目から最もちゃんと積み重ねてきているのは泉田のはずなので。
泉田の活躍シーンを期待したいと思います。
アブアブ。
小野田、もっとしっかりしてくれ
小野田が二年生になったのですが、もうちょっとしっかりして欲しいなぁと思うことがしばしば。
ちょっと厳しいことを言われると動揺したり。
一年目の最初ならまだしも、2年目のインターハイとなると精神的に成長しても良い気はします。
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