サラリーマンは皆グローブを嵌めた状態で通勤、いつも通りカオスを極めた投京都。
そんな中遅刻をする生徒が一人。
そう、我らがミスター。
彼の魅力に学校中が虜になっているらしく、遅刻するミスターを全校生徒で出迎えてくれます。なんでだよ
自分を受け入れてくれる皆の様子に、ミスターも「へへっ！！そいつァ何よりだぜ！！」とホッコリ。
ちなみにこの作品、『ホッコリ』『ポコーン』という擬音がやたらと目につく形で多用されます。
『ホッコリ』が登場するたび、その存在感のせいでセリフが入ってきません。誰か助けてください。
さて、主将兼監督の緋廊下が登場し、投京都選抜に入ることとなったミスター。
早速、レギュラー陣が居る練習場へと入ります。
が、そこには死屍累々となった投京都選抜メンバー。
なんと、ひと足先に乗り込んでいた零阪府選抜チームが、合同練習で叩きのめしてしまったのです！！
なんだってェー！！！
大阪府→O阪府→0阪府→零阪府
ということでしょうか。
こういうの、わかると気持ち良いですよね。
そして、そんな零阪府選抜チームの全貌が明らかに！
・「ボクシング小学生世界王者」鶴田太興
・「バスケットボール世界No. 1」五億村京
・「フィギュアスケートJr.金メダリスト」羽竜夕月
・「剣道最強小学士」皇宿命
・「サッカー世界No. 1」神木高貴郎
・「テニス小学女王」岸和田アンジェリカ
・「ボウリング世界王者」沢屋敷乱子
・「ゴルフ世界小学オープン優勝」鋼川凶
・「野球知能指数800」能占克矢
・「フォロワー数50億・世界No. 1インスタグラマー」偉堂最智妖監督
モチーフがわかるキャラが五人くらいしかいなくて俺、悔しいよ
あと岸和田アンジェリカ本人過ぎるだろ
「野球至上主義世界に背を向け、地下で身体能力をとぎし異種競技王者集団！！」と紹介されます。
さらっと地下扱いされている野球以外の競技に涙が止まらない
さて、今回目を引いたのが波場くんの立ち振る舞い。
前回いじめていた雨宮くんにしっかり謝罪をする辺り、
現代の漫画らしく、作者の「ヘイト管理は丁寧にやっていくぞ」という姿勢が見られます。
こんだけ滅茶苦茶なのにそこは丁寧なのか
ただ、「球神転生」の世界は、私達が住む世界とは常識がかけ離れているために一見滅茶苦茶に見えるのですが、
この世界なりの筋は通っているんですよね。
その辺りはしっかり作られた作品。
というわけで、次回も楽しみに見ていきたいと思います。
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