素人がお笑いの賞レースを見て採点するのは痛い、という風潮

感想

一時期やたらと言われていた「素人が採点するな」という風潮。
ウエストランドがM-1の決勝で大々的にいじったのを境に、「あれはウエストランドのものだ」「もう旬は過ぎた」となったのか、いじる芸人は極端に少なくなった印象。
ただ、それ以前はM-1の予選でも「採点する素人いじり」が多く、
中には割と本気で「採点するなよ」的な意見を発する人も多かった。

私見

まず、「①プロが素人に評価されるのは当たり前」である。
これはどの業界にいてもその通り。
誹謗中傷などを除いたあらゆる評価を客側はする権利がある。

素人に評されるのが嫌なら、客を入れない非公開のイベントで、プロ同士で評し合うのが妥当だろう。
そういうイベントを立ち上げるのが良い。

次に、現代では「②お笑いを含めた大概のものは、星をつけられたりレビューを付けられている」という現実がある。

コンビニ、病院、スーパー、料理、映画、小説、観光地、アプリ、ありとあらゆる商品に至るまで、
検索すれば星の評価や感想がレビューと共に出てくる時代である。

感想サイトやSNSに評価を投稿するのは当たり前。

「この映画はめちゃくちゃ面白かった、星5!」
「ここのレストランは対応がちょっと。星1」
というように、あらゆるものは口コミや評価がされている。
みなさんも一度は参考にしたことがあるのでは。
私は参考にしたことが何十回ある。

Amazonで商品を選ぶ時や、外食、果ては病院選びに至るまで。
もちろん口コミや星評価が全てでは無いし鵜呑みには出来ないが、判断材料にはなる。

……とまあ、
「①プロが素人に評価されるのは当たり前」
「②お笑い以外の大概のものは、星をつけられたりレビューを付けられている」
というのは、あらゆる分野で共通していることであり、お笑いも例外ではないため、素人が採点しようが感想を投稿しようが本人の自由だろう、というのが個人的な感想である。

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