- 全体
580点:天頂片道切符
572点:ライジン
569点:シュプレヒコール
566点:ガラ靴、柴犬世界一周
564点:ぶるーたす
531点:いわしつよし
523点:神風出世魚
499点:特盛り
↑大会開始時点の予想がビタビタに当たりつつあって凄い驚いている
- 嵐山景
99点:天頂片道切符
98点:ライジン
97点:ガラ靴、柴犬世界一周
96点:ぶるーたす、シュプレヒコール
95点:いわしつよし
90点:神風出世魚
87点:特盛り牛丼
全体的に高い。
いわしつよしをかなり評価している審査員。
全体の順位では下から三番目のいわしつよしに対し、トップと四点差という高得点。
- 岸辺リョージ
98点:ライジン、天頂片道切符
96点:ガラ靴
95点:ぶるーたす、シュプレヒコール、柴犬世界一周
90点:いわしつよし
88点:神風出世魚
84点:特盛り牛丼
上位と下位の点差がそれなりにあり、 全体の順位とも比較的一致している。 観客の感性と一致している、常識人枠。
- 谷津川ホンポ
98点:ガラ靴、ライジン、天頂片道切符
97点:シュプレヒコール、柴犬世界一周
96点:ぶるーたす
92点:いわしつよし
90点:神風出世魚、特盛り牛丼
嵐山同様かなり高い。 ただし、嵐山ほどいわしつよしを評価はしていない。 谷津川は「(いわしつよしは、)個人的に好きなスタイル」と言っていたが、 実は本当にいわしつよしのことを好きなのは嵐山の方かもしれない。
一位と最下位の点差が最も少ない審査員。
- 檜山教授
94点:天頂片道切符
93点:ライジン
90点:柴犬世界一周
88点:シュプレヒコール
87点:ガラ靴
86点:ぶるーたす
85点:いわしつよし
82点:神風出世魚
80点:特盛り牛丼
芸人からの支持を最も集めている審査員。
つまりはダウンタウン松本的なポジション。
天頂片道切符とライジンにはずば抜けた得点を与えている。
ライジンのコメント終了後に意味深なコマもあり、
思うところがあったのではないか。
例えば、「面白さだけを追求する姿勢」「優勝はあくまで通過点とする、自分達の面白さへの絶対的な自信」が好みだったとか。
柴犬世界一周もかなり評価気味。恐らく90点以上が彼の中での「高得点」なのではないか。
- 浜風みどり
96点:ぶるーたす、天頂片道切符
95点:シュプレヒコール
93点:ガラ靴、ライジン、柴犬世界一周
88点:いわしつよし
86点:神風出世魚
81点:特盛り牛丼
ぶるーたすを最も評価している審査員。
他の審査員と最も異なるポイントがここであり、
異彩を放っている。
あがり症キャラの天頂片道切符と強面漫才のシュプレヒコールも評価しており、
わかりやすいキャラ漫才が好きなのかもしれない。
- 花井ワッハ
98点:シュプレヒコール
95点:ガラ靴、ぶるーたす、天頂片道切符
94点:柴犬世界一周
92点:ライジン
87点:神風出世魚
81点:いわしつよし
77点:特盛り牛丼
わかりやすさを重視し、シュールなものにはかなり辛め。
特に評価しているのはシュプレヒコール。
オーソドックスや技術、練習量といった「王道の努力」を大きく評価しているものと思われる。
また、全審査員の中で最も点差が大きい。
唯一70点台をつけている。
天頂片道切符のネタ
先月号から続けて読むのが推奨されるネタ。
動き・しゃべくり・構成・キャラ・ストーリー、あらゆる「要素」を詰め込んだネタ。これを高い完成度の漫才に仕上げたら、高得点がつくのは必然。
畦道は元クラスメイトに向けて、太陽は元相方に向けて。それぞれ感情も乗りに乗ったのだろう。ネタだけでなく、演じている人間のボルテージも相まった。
彼らの合計得点580点は、本家M-1における677点に相当する超超高得点。ミルクボーイ並の盛り上がりを見せた、ということなのだろう。
ガラスの靴が割れたを超えるレベルの漫画的な演出のバフもあり、読者にも納得感を与えようという意図が見える集大成のような漫才だった。
残すはあと一組
個人的にかなり楽しみなのが、絶唱サンドバッグのネタ。
まあ正直、ちょっとやそっとのネタでは天頂片道切符を超えることは出来ない。
毒舌漫才?なのかわからないけれど、相当エグい角度で攻める必要がある。
ただ、絶唱サンドバッグにも勝ちの目はある。
一つは、彼らが前回王者であるということ。フットボールアワーやNONSTYLE、パンクブーブーや令和ロマンなど、本家M-1でも王者経験者は4位以下になったことがない。常に最終決戦に絡んでくる。
恐らく絶唱サンドバッグも3位以内には確定で入ってくるのではないか。
そしてもう一つが、恐らく彼らの武器が毒舌漫才であるということ。
生放送のように「壊れたら取り返しのつかない舞台」では、スリリングなネタの価値が非常に高い。
通常のネタ番組では「際どいことを言っても、どうせ編集でカットされてるだろうし」という、ある種の安心感が伴ってしまう。
だが、生の舞台は別である。
「おいおい、そんなとこ突っ込んでいいのかよ」と思わせる鋭い毒舌やメタ発言が爆発につながる。
要するに、(タイプは違うが)ウエストランドのような跳ね方をする可能性が十分ある、ということ。
……とはいえ、上記2点を考慮しても今回の天頂片道切符を超えてくるのは中々想像しづらい。
というか、演出のバフがかかりまくっているために、相当工夫しないと絶唱サンドバッグの勝利に納得出来ない状態となっている。
絶唱サンドバッグを勝たせるならどのように勝たせるのか、楽しみにしたい。
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