みなさんこんにちはこんばんはゆきるりです。
今回は「堀川くん」について。
堀川くんとは
アニメ「サザエさん」に登場する、ワカメのクラスメイト。
優しい性格が特徴的…と思いきや、他のキャラクターとは一線を画す「サイコっぷり」が話題となる人物でもあります。
彼のサイコエピソードを振り返っていきましょう。
常習的なピンポンダッシュ
通学途中にある家に常習的にピンポンダッシュを行なっていた堀川くん。
ワカメと一緒に登校することでバレないようにカモフラージュする、犯人として名乗り出た少年に全ての罪をなすりつけようとするなど、「小学生らしい」言動が続きます。
最終的には堀川くんが犯人であることが判明し、謝罪をすることに。
やっていることは悪質ですが、人間らしいといえばらしい堀川くん。
しかしここから彼のサイコ度はここから急激に加速していきます。
ヘイキチとキャッチボール
ある日作文発表の授業で「弟のヘイキチとキャッチボールをしている」と読み上げた堀川くん。
しかしその弟とは塀にある染みのことであり、
その染みが人の形をしていたために堀川くんは「弟」と呼びキャッチボール(※壁当て)をしていたのでした。
小学生特有の悪ふざけということでもなく、本人は至って真剣。
壁の染みを弟と呼び名前を付け、キャッチボールをする堀川くんを前に、全国の茶の間はヒートアップ。堀川くんへの認識を色々と改めることとなりました。
わかめちゃん
田舎のおばあちゃんの近所の養鶏所からメスのひよこをもらい受けた堀川くん。
しかし前回のヘイキチ騒動を知っている視聴者の間には「またサイコ展開が繰り広げられるのでは」と暗雲が立ち込めます。
案の定堀川くんはそのひよこに「わかめ」と名付け、
(文句を言うワカメに対し)「平仮名と片仮名では違う」
「この方が美味しい卵が生まれる」
「卵を産んだら、人間のワカメちゃんに一番に食べてもらう」
と夕方6時台のアニメとは思えない恐怖発言を連発。
実際にはオスであったため「堀川二世」に改名する運びとなりました。
この件を機に堀川くんは茶の間クラッシャーとしての地位を確固たるものにしていきます。
磯野家の下で
カツオの「地震雷火事姉貴」という発言を聞いた堀川くん。
「地震や雷に並ぶほど姉(サザエ)が怖いなんて」と、その実態を確認するべくカツオを尾行、
磯野家の庭に忍び込み窓から家の中を覗きこみます。
行動だけを見ればもはやただの不審者ですが、しかしこれだけで終わらないのが堀川くんの堀川くんたる所以。
後にカツオが家の床下を調べると、そこからオタマジャクシの入った缶が発見されるという事態に。
実はこれは、堀川くんが磯野家の軒下で密かに飼っていたオタマジャクシであることが判明。
堀川くんはこれについて追及されると「次からは見つからないようにする」と発言。
謎のJホラー展開が繰り広げられ、茶の間は再び恐怖のどん底に突き落とされたのでした。
牧師になりたい
授業で「綺麗な花嫁をたくさん見れるから牧師になりたい」と発表する堀川くん。
この時点で既に一般的な小学生の感性からはかけ離れているものの、
その後なりたい夢が二転三転する堀川くん。
そんな堀川くんの話をカツオやワカメから聞いた波平に諭され、その言葉に心打たれた堀川くんは、
最終的に自宅の机に波平の写真を貼るのでした。
前回までのような事件性のあるサイコ度ではないものの、
堀川神はやはりその辺の人間と感性が違うことを改めて理解する視聴者達。堀川くんの暴走はもはやとどまるところを知りません。
運命
カツオと関わる中で、その存在が気になり始めた堀川くん。
カツオとの電話中に「僕の赤い糸はお兄さんと結ばれてるのかもしれません」と発言、
これに対しカツオがやや引き気味に「赤い糸は男の子と女の子が結ばれるんだよ」と伝えると、
堀川くんは「じゃあ白い糸ですね」と返答、
お茶の間にサイコサスペンスの嵐が吹き荒れた瞬間でした。
この内容を27時間テレビ枠内で放送したというのもポイントが高いところです。
江戸時代の堀川くん
ある日サザエは伊佐坂先生から江戸時代の絵草子と拍子木を借りてきたところから始まった、
芝居小屋で興行する「サザエさん一座」の物語。
つまりはサザエさんの時代設定がもし江戸だったら、というお話なのですが、これに堀川くんが満を辞して登場。
「時代が変わっても堀川くんは堀川くんなのか…?」と心配をする視聴者をよそに、
「盗んだ物以外食べない」という闇の深い設定を追加されたり、
牢屋に入れられた際には「3食ご飯が食べられます!やっと幸せが掴めます!」と発言するなど、
やはりサイコな本性は変わっていない様子を披露。
「堀川のサイコは時代を越える」ことを証明した瞬間でした。
コメント