皆さんこんにちはこんばんは。
今回はBLEACHに登場する「罪深バード」ことリジェ・バロさんについて。
リジェ・バロさん
はい、わざわざこの記事を開いている重度のBLEACH好きの方のために改めて解説することも無いと思いますが、
リジェ・バロとは「BLEACH」の千年血戦篇に登場する敵組織の最高幹部に位置するキャラクターです。
ネット上では当初、良くいる敵キャラの一人という認識でしかなかったリジェさんでしたが、京楽との戦いの中で評価が一変、
実力的にもネタ的にも千年血戦篇随一の力を持っている、と言って良いキャラクターへと変貌を遂げました。
私はこのリジェ・バロというキャラがBLEACHの中でいっっっちばん好きなので、今回はこのキャラの素晴らしいところを皆さんにご紹介していきたいと思います。
では早速。
なるほど、チョコラテ・イングレスか
まずはネット上でカルト的な人気を博したこのセリフ。
京楽との戦いの最中で「だるまさんがころんだ」のルールを聞いて発した一言です。
「チョコラテ・イングレス」という無駄にお洒落な言葉の響きや、それを大真面目にレスポンスするリジェさんの姿に、ネット上は大きく湧き上がります。
リジェのことを「チョコラテ・イングレス」と呼ぶユーザーも少なくはなく、作者の意図しないところがカルト的な支持を受けるあたりは、ネウロの「ドーピングコンソメスープ」を彷彿とさせます。
単純に強い
はい、これもリジェの魅力の一つなのですが、シンプルに強いんですよね。
リジェさんの能力は「相手からのあらゆる攻撃を受けず、自分(リジェ)の攻撃は相手の防御力に関係なくダメージを与えることができる」というもの。
相手の攻撃は受けずに、こちらが一方的に攻撃ができるという、まさしく最強に近い能力と言って良いでしょう。
小学生時代にバトルごっこをする際、最終的にはこういう能力に帰結していたのを思い出します。
他にも瞬間移動に近い機動力や、京楽の能力を即座に看破する明晰な頭脳、
さらには何度致命傷を受けても姿を変えて命を繋ぐ生命力も持ち合わせており、
真っ向からリジェさんを倒すことができるのは作中でも数えるほどでしょう。
リジェさんが事実上の致命傷を負ったのも、彼が神属性であることを利用した「神ピンポイントメタ」の武器によるものであり、
無対策ではまともな勝負にはならない、というのが良くわかるかと思います。
付け入る隙が多い
圧倒的な能力を持っているリジェさんではありますが、その割に作中では一進一退の攻防をしていた印象があるかと思います。
彼に関してはBLEACHという作品の中でも特に「出し惜しみ→倒される→隠していた能力を出す」を繰り返していたキャラで、
連載当時はネット上でも「さすがにもう手の内は出し尽くしただろ…」→「まだ戦えるのかよ」という声も何度も聞きました。
実際リジェさんがはじめから本気を出していれば色々な問題が早々に片付いていたのは明白。
ではなぜ本気を出さないのか?
リジェさんの性格を考えるとやはり「自分が神の使いである」という自負が大きいものと思われます。
つまり徹頭徹尾、神の使いであるという自信から来る「油断」が大きいわけですね。付け入る隙が多い。
だからこそ本編では、
零番隊を相手に目を閉じたまま戦って瞬殺されたり、
京楽を相手に目を閉じたまま戦ったことで、結果的に七緒が付け入る隙(時間)を与えてしまったり、
七緒の持つ剣が「神の力を弾く」ということを知った直後に神の力で攻撃したりと、
とにかく迂闊、付け入る隙が多い印象。
まあ漫画的に、そういう隙がなくては倒しようがないキャラクターなのでやむを得ないところではあるのですが…
ただ、こうした点に愛嬌があるのもリジェさんの魅力です。
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