子供の頃、スカラベのシーンを見てトラウマになった映画
それ以来20年以上ハムナプトラという映画を敬遠していたわけだけど、
意を決して見てみることに
今見てみると、残酷なシーンは直接的に映さないよう配慮されてるのだけど、
ホムダイの刑は聞いてるだけでエグいし、何よりスカラベが怖い。
あと、この機にスカラベのWikipediaを覗いてみたら面白かった。
古代エジプトでは、スカラベ(フンコロガシ)が作る糞塊が太陽に見立てられ、神聖視されていたらしい。
また、当時スカラベはオスしか存在せず、糞塊に自身の精子を放つことで増殖していた、と思われていたとか。凄い発想だ。
それにしても、「フンコロガシ」と聞くと耳馴染みがある感じだけど、
「スカラベ」と聞くとちょっと神聖でカッコいい印象になるのが面白い。
名前って大事。
話を戻して、ハムナプトラ本編について。
鑑賞中、「諸悪の根源は主人公一味ではないか」というのが常に気になって面白かった。
確かに私利私欲にまみれた色んな人間が登場するわけだけど、でもその殆どは死に値するほど悪いことをしてるわけじゃないしな。
主人公一味が要らんことして、災厄を招いて、色んな人間が巻き込まれて死んでいった。
でも爽快な作品。
笑えるシーンも多くて、怖いシーンも多くて、見どころが多い作品だった。
今から25年前に作られた映画とは思えない。
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