ついに始まる長時間戦闘試験。
戦うのはA級vs臨時部隊。今回はオペレーターも転送されるという特殊ルール。

非戦闘要員だったオペレーターをどう動かすか、どうフォローするかが鍵となる
勝利条件
勝利条件は5000ポイント到達、または36時間後時点で相手より多く点を取っていること。
得点を取る方法は二つ。
一つ目は、「撃破点」。
各隊員にはそれぞれ「撃破点」が割り振られており、A級の場合隊長は200pt、オペは120pt、それ以外の隊員は100pt。
一方、臨時部隊はA級からの評価に応じた「撃破点」が割り振られている。閉鎖環境試験で評価された人間ほど、倒された時のダメージは大きい。
二つ目は、「敵陣営のターミナルの破壊」。
今回の戦闘では「ターミナル」という施設が、A級陣営には10基、臨時部隊には11基配置される。
このターミナルは強力なシールドで守られており、破壊にはアマトリチャーナのアイビスでも8発程度を要する防御力を誇る。
しかし、このターミナルを破壊すれば、500ptを獲得できる。

圧倒的な防御力を誇るターミナル。
とはいえ、ターミナルは敵隊員と違って抵抗してこない。
後述する「ターミナルの能力」もあって、
積極的に狙う対象になってくる。

当然、やすやすと狙わせるわけにもいかないため、基本的にはお互いに自陣のターミナルを守りながら、相手を切り崩すことを考えていくことになる。
つまりこれは、敵軍ターミナルへの侵略と、自軍ターミナルの防衛を想定した試験なのだ。
トリオンの回復不可
敵に倒されない限り、トリオン体を解除できない(自発的なベイルアウトの禁止)。
トリオンは生身で眠ることで回復するが、
今回の戦闘ではトリオン体を解除できないため、能動的なトリオン回復は望めない。

トリオン量が少ない隊員や、トリオンを多く消費することが前提の隊員は、長時間の戦闘は厳しそう
再出撃
敵に倒された場合、ベイルアウトのあと施設に戻され、
食事と睡眠を経てトリオン量が完全に回復した場合に限り、破壊されていないターミナルの中から再出撃ができる。

「トリオンが完全回復しない限り、再出撃できない」という点がキモ。
トリオン量が多い隊員だと、長時間戦闘に向いている代わりに、一度やられると再出撃に物凄く時間がかかりそう

また、再出撃はターミナルから、ということは、
ターミナルを積極的に破壊すれば、敵ターミナルの数を絞ることで、「再出撃先」を絞りやすくなり、相手の行動を制限できる。
そういう意味でも、ターミナルは積極的に狙い得。
オペレーターの戦闘参加
オペレーターはノート端末を通じて戦闘を支援する。
オペレーターのトリオン体は攻撃用トリガーによるダメージを透過するが、ノート端末はダメージを透過できない。
ノート端末を破壊されると、オペレーターはベイルアウトとなる。

いざとなったらノート端末は機動力の高い隊員に預けて、
オペレーターを「無敵のゴースト」扱いする戦術も有りそう
各部隊間の音声通信はノート端末によってのみ可能。
その他、携帯端末によるメール通信も可能。
なお、ノート端末は60分程度でバッテリー切れとなるが、ターミナルの半径30m以内にノート端末がある場合は一定の速度で充電される
トリオン兵の使用
A級陣営は既存のトリオン兵を味方ユニットとして使用できる(部隊コストは1万2,000)
臨時部隊陣営は作成したトリオン兵を使用できる(各隊員ごとの作成コスト上限は存在せず、部隊コストは閉鎖環境試験の最終スコアに準拠 ※水上隊なら1万3,418)
なお、トリオン兵は撃破しても得点にはならない

このトリオン兵をどう扱うかがカギ
補充要員
臨時部隊への参加により隊員が欠けている、
風間隊、嵐山隊、三輪隊には補充要員が充てられる。
風間隊には、チーフ技術者の寺島とミカエル・クローニン。
嵐山隊には、沢村響子本部長補佐。
三輪隊には、林藤玉狛支部長。

補充要員強すぎる上に、ルール通りならこいつら全員撃破点が100点しかないの鬼すぎる
A級からするとノーリスクハイリターンの補充要員
個人的な感想
散々触れてきた通り、「ターミナルを守りながら、ターミナルを狙う」のが全体の流れになると思われる。
なぜなら、ターミナルは得点源であり、再出撃の拠点であり、ノート端末充電の要だから。
また、特定の隊員を集中攻撃する戦術も有効。
なぜなら、A級隊長やA級オペレーター、臨時部隊側の優秀な隊員は、他隊員と比べて撃破点が高く設定されている。
また、トリオン量が高い隊員は「長時間戦闘試験向き」の性能を持っているが、一度退場させると再出撃に時間を要するため、
相手からすると色んな意味で早めに退場させたい対象。
まとめると、
・A級隊長
・A級オペレーター
・閉鎖環境試験で結果を出した臨時部隊員
・トリオン量の高い隊員
上記に該当する隊員が積極的に狙いの的になっていくと思われる。
これらを踏まえて、私が思いついた細かいアイデアは以下。
・ノート端末を他人に預け、オペレーターを無敵のゴーストにする作戦
→火力は出ないが、偵察や妨害、緊急避難には役立ちそう
・ノート端末を奪い、あえて破壊しない
→そのオペレーターが在籍する部隊の連携や機動力が激減する。最終的にノート端末を破壊すれば、オペレーターの撃破点も得られる
・ターミナルの分断を図る
→基本的にターミナルにはそれぞれの部隊が防衛戦を張ることになる。そして、隣のターミナル同士、部隊同士で連携を張ることもあるだろう。
そんなことはさせてはいけない。例えば、一番右端の「一つ隣」のターミナルを集中攻撃するなどして、中央と右端の分断を図る。
相手部隊同士を協力させてはならない。
・順番に倒すよりも、できれば一掃したい
→順番に倒すと、順番に回復され再出撃されてしまう。つまり、敵が常に人で潤っている状態だ。
それよりも、ある程度まとめて相手を撃破することで、相手陣営に人が居ない「スカスカの時間」を作らせたい。
範囲攻撃で一掃できるよう敵を誘導したり、トリオン量が少ない相手はあえて仕留めず泳がせるなどすることで、
敵をまとめて倒しやすくなる。
そうなると、相手陣営はスカスカとなるため大幅な数的有利を取ることができ、更なるポイント獲得が見込める。
・ターミナル付近に罠を張る
→今回の試験は敵軍ターミナルの侵略と、自軍ターミナルの防衛がキモとなる。
要は、相手はほぼ確実にターミナルを狙ってくることがわかっているわけで。
となると、ターミナルを防衛するために、例えばオッサムのスパイダーのような、罠を張ることは非常に効果的。
まとめ
長時間戦闘試験、楽しみです
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