【宇宙で最も大きいものは？】あらゆる惑星や銀河の大きさ比較&解説【最新ランキング】

S5 0014+81

Wikipedia「S5 0014+81」より画像引用

直径236億kmもの巨躯を有するのはS5 0014+81というブレーザー。

ブレーザーとは大質量ブラックホールがエネルギー源となって明るく輝く天体のことであり、

このS5 0014+81はその中でも非常にエネルギッシュに活動を行うことが特徴。

写真でも張り切って吸い込みそうな所をアピールしてくれていますね。

TON 618

Wikipedia「TON 618」より画像引用

直径384億km、質量はなんと太陽の660億倍というとんでもない重さを誇るのがこのTON618というブラックホール。

ブラックホールとは高密度・大質量・そして強い重力により光すらも脱出できない天体なのですが

このTON618はその中でもひときわ大きい、

まさしく宇宙最大規模のブラックホールと言えるでしょう。

ESKIMO NEBULA

Wikipedia「エスキモー星雲」より画像引用

ここにきて「星雲」がランクイン。

星雲とは宇宙塵や星間ガスなどからなる天体のことで、

このエスキモー星雲は惑星状星雲(惑星状に見える星雲)としては珍しく、オレンジ色のフィラメントが放射状に存在します。

…と、ここで何かが変わったことにお気づきの方もおられるでしょう。

そう、直径の単位が「LIGHT YEARS」へと進化致しました。

「LIGHT YEARS」とはつまり「光年」、光の速度で1年間進んだ場合の距離を指します。

1光年イコール約9.5兆kmとお考えください。

ついに「兆」の世界まできましたよ。

まだまだインフレは加速します。

OORT CLOUD

Wikipedia「オールトの雲」より画像引用

約30兆kmにも渡る仮想天体群、「オールトの雲」がランクイン。

ただしその存在は彗星の軌道長径や軌道傾斜角に基づく状況証拠のみで支持されており、

直接「オールトの雲」が観測されたわけではありません。

とはいえこの仮説を否定する材料も十分にないため、いずれその存在が証明されるかもしれない天体群です。

もし皆さんが宇宙に出向く機会があれば「オールトの雲」を探してみても良いかもしれません。

HELIX NEBULA

Wikipedia「らせん星雲」より画像引用

約50兆kmもの惑星状星雲、らせん星雲がランクイン。

まるで「目」のような形状の星雲で、

これを「神の目」と称したチェーンメールが出回ったこともあったほどです。

非常に鮮やかな色彩も特徴と言えます。

CRAB NEBULA

Wikipedia「かに星雲」より画像引用

直径およそ100兆kmもの超新星残骸がこのかに星雲。

中心部には「かにパルサー」と呼ばれる中性子星が存在し、現在も膨張を続けています。

いずれ巨大化した「かに星雲」に我々が飲み込まれる日が来るかもしれません。

かに恐ろしや。

MIRA

Wikipedia「ミラ(恒星)」より画像引用

ミラは全長約13光年に渡る彗星のような尾が伸びているのが特徴の恒星です。

これは脈動の際に放出された恒星の外層部の残骸だと考えられていますが、にしても長くのびすぎでしょう。

残像がオーラとして現れているみたいになってますよ。

スター●ォーズかな？

ミラが周囲の星間物質に対して高速で移動しているため、こうした特有の構造が形成されたようです。

OMEGA NEBULA

Wikipedia「オメガ星雲」より画像引用

続いてはオメガ星雲。

明るい星雲ゆえに小口径の望遠鏡でも確認することができる、お財布に優しい星雲となっております。

ちなみに「オメガ」の由来は星雲内部のループ構造から。

オメガ意外にも色々な呼び名があるのが特徴です。

CYGNUS LOOP

Wikipedia「CYGUNS LOOP」より画像引用

半弧状の散光星雲、網目状星雲が登場。

数万年前に爆発した超新星残骸のガスが毎秒100kmで広がり続けており、

カラー写真では非常に鮮やかに写ります。

インスタ映えさせたい女性の皆さんはぜひ網目状星雲をバックに自撮りをしてみるのも良いかと思います。

ROSETTE NEBULA

Wikipedia「ばら星雲」より画像引用

ばら星雲はいっかくじゅう座に位置する散光星雲のこと。

ちなみに散光星雲とは比較的広い範囲に広がったガスや宇宙塵のまとまりである天体を指します。

網目状星雲やばら星雲はガスや宇宙塵を広げている星雲、ということですね。