【ポケモンBW2最強実況者決定戦】当時の思い出を語る

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ポケモンBW2最強実況者決定戦

BW世代かつポケモン実況を見ていた世代として、当時の思い出を語る。

五世代最後のお祭り感

お祭り感、これに尽きる。
人気や実力を備える実況者が多く参加していた大会ということもあって、
大会が始まる前からボルテージが高かった。

特にルールとPVが秀逸。
10パートナーズルールは各実況者の戦術や思考が色濃く現れていて、
各ブロックごとのパートナーズを眺めているだけで楽しかった。

PVも本当に凄まじい出来栄え。編集を大変苦労したと思うが、その苦労に見合った反響をもらえたことと思う。
かくいう私も、何再生したかわからない。

そして大会の予選が始まるのだが、それに関しては各ブロックごとに振り返っていこうと思う。
ちなみに私は全試合を視聴している。
こんなに実況者大会にのめり込むことも無かった。王国杯以上に熱中した大会となった。

Aブロック

Aブロックは何と言っても@しいなさんの無双具合が印象的だった。
メタがことごとくハマるのと、ほぼ無傷で勝つ試合の多さから、
インパクトは相当なものだった。

直前の玉龍旗で暇士さんに無念の敗北…からの成長、リベンジというところからのストーリーの出来具合も含めて、特に注目を集めた実況者の一人だと思う。

あまりの完勝具合に“ラスボス”との呼び声が定着していた。
そんな異名がつくのも頷ける強さである。

2位通過をしたのはタイティさん。
接戦&長丁場の対戦がとにかく多く、常にギリッギリの展開を繰り広げることから名勝負メーカーの一人だと思う。

sh@keさんとの“ここだけカントー杯”や、
トスタポンテさん戦でのループ&読みによる突破、
JPNさん戦での運を全て味方につけての一点突破など、
今見返しても面白い試合ばかり。

サワムラーの技の外しっぷりや、タイティさん自身の“芸人”っぷりもあって、
しいなさん同様Aブロックで人気を集めた実況者である。

3位のJPNさんは決して戦績は悪くなかったのだが、予選通過組に“良いところ”を持って行かれた印象だ。“わーJPN”というコメントが大会中一定の流行を見せたのも一つハイライトだと思う。

4位のトスタポンテさんは“まさかの敗退”という印象が強い。色々噛み合わなかったところはあると思うが、6世代のラスフェスではあと一歩で予選通過…!というところまで絡むようになるなど、勝負師としても強くなっていったと思う。

5位のsh@keさんはポニータのインパクトが強過ぎる。タイティさんと同じカントー統一なのに意外とメンツが被っていなかったのも印象的だった。

さて、Aブロックは全員何らかの縛りのもとにパーティを構築する実況者ばかりで“縛りブロック”という印象も強いが、

“パーティを統一する”“パーティを縛る”ことの面白さ、
そしてそういったタイプ同士の実況者がぶつかるとこうなる、という楽しみを視聴者に感じさせてくれたと思う。

Bブロック

全員がガブリアスを採用していることから“ガブロック”とも呼ばれた組。
様々な大会で実績を残した実況者が集っていたこともあり、特にガチの組と認識する視聴者もいた。

この組での一位通過はYouTaroさん。一戦目で痛恨の敗北、からの3連勝、そして1on1の連勝は劇的だった。
YouTaroさんは二戦目以降 優勝するところまで全勝で突っ切っており、
@しいなさんがラスボスとするならYouTaroさんは主人公と形容する声もあった。
オーソドックスなガチパをしっかり使いこなしていた印象が強い。運を味方につける部分もあり、まさしく主人公と呼ぶにふさわしい活躍だったと思う。
いばるは最強の技。

2位通過はELEZYさん
サントスさん戦での劇的な敗北はあったが、比較的安定して戦っていたように思う。
驚異のボルトロス率が印象的だった。まさしく“ボルトロスが入ることで完成するパートナーズ”。

3位はサントスさん。
このブロックは3勝で3人並ぶという死のブロックであり、
“3勝したのに敗北する”という事態が起こってしまった。運に振り回された部分もあると思う。

サントスさんといえばこの大会の主催の方である。
これだけ素晴らしい大会を開催してくれたことに本当に感謝したい。
この大会を通じてガチ対戦にハマった人も多くいるはずだ。

4位はRefuさん
全天候という個性的なパートナーズや先制選出アドバンテージの取り方など、
ガチの空気に寄りやすいこのブロックの清涼剤のような役目を果たしてくれていた。かき回してくれそうな予感含め、Refuさんのジョーカー的な存在感は面白かった。

5位は@なかさん。
戦績こそ全敗だが、結果ほど実力が離れているとは思わない。

10回やれば10回違った結果になる気がする、それほどバチバチのガチブロックだった。
考察時間の尺を長く流す実況者が多いこともあり、
リアルタイムでの緊張感をじっくり楽しみたい人ほど更新が楽しみなブロックだった気がする。

続いてのブロックだが、Cブロックの印象は派手、これに尽きる。
参加しているプレイヤーのキャラクターやパートナーズ含めて本当に“カオス”なブロックだった。
ライト層の注目を特に集めた組だと思う。

1位通過は@むつーさん。
予選を通じて全体的に強い流れを作った印象。メタの刺さり方も気持ちがいい。
予選における主人公は間違いなくこの人だと思う。
はりキッスと共にガチ勢も縛り勢も翻弄して、4連勝で“Cブロック最強”の名乗りを上げた。

2位通過はてのりさん
予選を通じて1番のハイライトは1on1だろう。
用意した作戦がことごとくハマり、混戦を勝ち切った。

3位はハヤシさん
下馬評ではかなり有利な立ち位置であり、
実際二連勝で幸先よく予選を進めたが、3戦目から雲行きが怪しくなり、最後は1on1でまくられてしまった。

4位はソウル体さん。
比較的早い段階で予選を終え、2勝2敗という成績から勝ち上がりはかなり厳しかったが、1on1の芽が出てカムバック。
1on1を1or1と連呼していたのをよく覚えている。
勝負をかけた1on1では、連れていったポケモンの相性自体は良かったが、ことごとく相手の作戦に翻弄されてしまった。

5位はワキさん。
50%という数字に2度泣かされた。
劇的な試合展開はもちろん、編集含めこの人の大会への貢献度は並大抵では無いと思う。
勝利の歓喜を味わう姿も見てみたかった。

続いて予選最後のブロック。Dブロックは事前に“死のブロック”と呼ばれていた。
Dと掛けた“Death”が由来になっているが、実際この組のメンツを見た時にピリッときた五世代ファンは多いと思う。
なんといっても、暇士さんと犬神さんのブロック同居。
王国杯随一の名勝負を繰り広げた二人が、五世代最後の大会で再戦を果たすという展開は、
当時の実況動画好きからするとテンションを上げざるを得ないものだった。

一位通過は暇士さん。
負けてもおかしくない試合が少なくなかった中できっちり勝ち切ったのは流石としか言いようがない。
事前にかかるプレッシャーも相当なものだったと思う。

選出を要点のみにまとめてわかりやすい編集で流す、という形式はその後の実況動画に影響を与えた部分は少なからずあると思う。

2位通過はサミダレさん
温和な語り口がとても癒し。
暇士さんに土をつけたことで、この大会を引き締める役割も担ったと思う

3位はあみゅさん。
2勝2敗という成績で、いち早く予選を終えることとなったが勝ち上がりのチャンスは巡ってこなかった。
6世代でのラスフェスなど、その後の実況界隈での活躍が目覚ましい実況者でもある。

4位は犬神さん。
今回もバシャバンギ…ではなく、トノグドラ(+エモンガ)を使っての参戦。
Dブロック最後の、暇士さんとの“勝てば通過、負ければ敗退”というギリギリの対戦は今大会のハイライトの一つである。

5位はオーディオさん。
1勝3敗という戦績だが、惜しい試合は確実にあった。

Dブロックは途中まで全員が2勝2敗で並ぶ可能性を残したまま推移しており、
今大会きっての“実力伯仲”ブロック、まさしく死のブロックだったと言える。

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