【ジョジョの奇妙な冒険】グリーン・ディ 最強説【チョコラータのスタンド能力】

ジョジョの奇妙な冒険

グリーン・ディ

カビが死んだ虫から生え広がるように、死体が死体をどんどん作り移動して死んでもらった方が、射程距離はどこまでも広がる…!
そしてこいつはそれを望んでいる…
スタンド能力はその本人の…無意識の才能だから…!

人が苦しむ様子を見下ろして楽しみたいというチョコラータの願望が顕現した能力、グリーンディ。

あらゆる能力の中でも特に殺戮に特化した能力であり、道徳的な使い方は思いつかない。
“ブレーキがない”と形容されるように、倫理観が相当歪んでいないとこの能力は発現しないだろう。

射程範囲に入ったが最後、物理的な防御は一切意味をなさない。
特に周辺の中でも最も低い位置に陣取って能力を発動すれば、
敵が自分に向かってくる途中で必ず下り坂を経由しなければならず、カビの発生は免れない。

破壊的な能力でありながら、距離を取れば近距離パワー型の攻撃はおろか接近さえ許さない。

一方で、カビを発生させるスタンドのため能力による直接的な防御手段は持たない。
スタンド自体のパワーが高いことや、
上述した通りカビの発生により接近を防げたりなど、相手からの攻撃に対応できないこともないが、
やはり自らの素性を隠し、十分な距離を保った上での能力の発動が有効である。

そもそもカビによる敵への攻撃以外での応用手段に乏しい能力という事情はある。
劇中ではチョコラータが切断した部位にカビを纏わせるなどの役割を果たしたりしたが、
攻撃以外の応用手段はおそらくその程度に限定される。

なお、その対策の難しさから、五部のボスに対して相性が良い…という声がたびたび上がることがある。
“時間を飛ばす”能力をもってしてもカビの発生を防ぐことはできないためだ。
ある程度の距離をとった状態であればまずグリーンディ側に軍配が上がるだろう。

まとめ

チョコラータの歪な性質が現れた極めて凶悪な能力。
カビが発生する条件が緩く、対策は困難を極める。
あらゆるものを静止させる“ホワイトアルバム”のような氷結能力でもない限り、カビ自体の対処は出来ない。
この能力一つで町や村程度は軽く破壊できる、危険極まりない能力と言えるだろう。

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