みなさんこんにちはこんばんは。
今回はシクシクの実について。
ドクQが食べた実ですね。
シクシクの実
病気を生み出し伝染させるシック(病気)人間。
例えば触れるだけで性別が変わる病気を撒き散らすなど、
発動条件が緩く、衝撃的な症状の病気を生み出すことができます。
対個人はもちろん、対集団でもまとめてデタラメな病気にかけることができるため極めて凶悪。
対抗策は“過剰な覇気”ですが、
逆に言えば過剰な覇気を体得していない人間は一生その病気のままの可能性があるという、かなり影響の大きい能力でもあります。
さらに過剰な覇気を体得している人間でも、あくまで病気を治すことができるだけで「病気だった頃のダメージ」は残る可能性があります。
例えば超高熱に見舞われる病気にかかったとして、覇気で病気自体を治したとしても、超高熱で溜まった疲労自体はおそらく消えてはくれないでしょう。
抗体で一斉回復
一方で一度病気を看破した人間の抗体も伝染するため、
集団で誰か一人でも能力を攻略することができれば、一斉回復が可能です。
しかし一人一人違う病気をかけることでこの点は無効化してしまう可能性もあります。
要するに、“超高熱の病気”に対する抗体を持った人間が、
“性転換する病気”を受けた人間に抗体を渡しても治らないでしょう、ということですね。
とはいえそうなると流石に希望がなさすぎるので、
シクシクの実によって生み出された病気は、例え種類が違っても抗体は共通しているのかもしれません。
また、生み出せる病気の自由度の高さも驚異的。
どれだけ残酷な病気を作れるのか、どれだけはちゃめちゃな能力を作れるかは不明ですが、
性転換の病気を作れるというだけでその自由度の高さは推して知るべしでしょう。
能力の発動条件の緩さ、作れる病気の範囲の広さ、これこそがシクシクの実の真骨頂と言えます。
人の役に立てることも
ただ、使い方次第では人の役に立てることも。
例えば“身体の性別を変えたくて悩んでいる”人にとっては、「性転換の病気」は嬉しい、と感じる人もいるかもしれませんし、
あるいは咳が止まらなくて苦しんでいる人に“咳が出ない病気”をかからせるなど出来れば、それで救われる人は多いでしょう。
自由度の高さ故、どこまでコントロールして病気を作ることができるかはわかりませんが、
悪用だけでない可能性を見せてくれる能力だと思います。
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