今回はシマシマの実について。
アバロ・ピサロが食べた実ですね。
シマシマの実
自身を島と一体化させる島人間。
イシイシの実の上位種と思われる能力である。
島とは海に浮かぶもの、もし島そのものと完全にリンクしているのであれば海に接触して弱体化するはずだが、そんな様子はない。
となると、海に接している部分の地面だけはリンクしていないのかもしれない。
イシイシの実のピーカも同化する範囲はコントロール出来ていた。
軍艦巻きを島だとすると、海苔の部分にはリンクしないようにしているのかもしれない。
海苔がいくら海に接してようと、ダメージはないということだ。
イシイシの実と比べて何が上位だと考えられているかというと、同化できる範囲だろう。
イシイシの実の時点でかなり大規模な同化が可能だったが、
島人間ともなるとその規模は凄まじい。
島の地形をいくらでも変化させ、天変地異をいとも容易く引き起こすことが出来る。
これまでルフィ達が上陸してきた島はいくつもあるが、
それらの島のどこにいようともこの能力からは逃れられない。
能力の射程は島の全てである。
覇気や自然系を除けば、まともに戦闘で太刀打ちするのは困難を極める。
さらにリンクできる範囲を自在にコントロールできる場合、回避能力も厄介になってくる。
通常巨大な身体というのは攻撃を被弾しやすい的になるリスクにもつながるのだが、
イシイシの実の場合はリンクする範囲を次々と変えることで、相手の攻撃を空振りさせることができた。
島人間の場合はその範囲もさらに広大になる。
さっきまで砂浜とリンクしていたのに、今は数キロ離れた火山とリンクしている…などという破茶滅茶な回避をされると、
そもそもまともに攻撃を当てることさえ難しい。
何より、あらゆる地形を簡単に変えることが出来るこの能力は世界の形をも崩しかねない凄まじいスペックを秘めている。
“島と同化してぐちゃぐちゃに変形”を各地の島で順番に繰り返すだけで、あの世界は崩壊する。
上述した回避能力の高さも相まって、まともに反撃を受けることもない。
この能力者が覇気まで鍛えてしまうと、もはや手のつけようがない。
この能力こそが災害そのものである。
ただし、地形を自在に変化する能力はインフラを整えたり、災害からの復興に役立てることもできる。
人道的な使い道もいくらでも出てくるだろう。
イシイシ(岩石)を超え、極めて広大な島と一体化出来てしまう島人間。
あらゆる能力の中でもトップクラスのスペックを誇ることは間違いない。
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