【逃げ上手の若君】斯波家長について【孫二郎】

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今回は「逃げ上手の若君」に登場する斯波家長について。
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斯波家長

初登場時は13歳という若さの少年。
サポーター的役割を担っていた。
奇襲が発生した際も冷静に戦況を分析し、さらには敵の攻撃を予測し事前に対策を講じる計算高さも見せた。

ただし、「甘えるように武将を操り、遊ぶように策を転がし、味方の死に取り乱す。これらは子供の間しか通用しない」と直義に看破されていた。

しかし「才能は自分をも凌ぐ」と言わしめた直義のため、奮起する。

直義や関東庇番衆のことを仲間として想っており、「彼らのための行動」をするようになる。

上杉曰く「誰よりも冷徹な策を用いるが、誰よりも仲間想い」。

再登場時は身も心も成長し、
北朝奥州総大将“兼”関東執事として武士達をまとめ上げ、
北畠顕家をさんざんに苦しめ続けた。

足利直義から東日本の統治を引き継いでおり、
その手腕は優秀そのもの。
軍略に優れ、駆け引きも出来、成果のためであれば屈辱的な演技も辞さない。

短期間で山寺を要塞化するなど、行動力もずば抜けている。

特に大局を見据える力に秀でており、的確に未来を読み取る能力を持っている。

上記の通り北畠顕家とは因縁があり、
顕家からは
奴だけは絶対に許さん
「ギッタギタに御ぶちのめして這いつくばらせ、
大将軍様の御意のままに高貴な御鞭で御しばきください
獣に御鞭は何よりのご馳走です わ御〜ん
と言わせてやるわ」と、
とんでもない恨みの買われ方をしている。

なお、中先代の乱以降、足利家の執事にすぎない高師直一派が京で出世した事で調子づき、関東の足利一派を見下し始めた様子を見て、

清廉実直な直義がいずれ排除されるのではないかと懸念している。

そのため、直義をはじめ関東の足利一派を守るために、尊氏の子である足利義詮を関東勢に依存させ傀儡とすることを第一目標に据えるようになる。

その過程で、頭脳と精神力は更に成長。

自分の怒りや悲しみ、命さえ策の一部として運用するようになる。

武力も卓越しており、

「疾風蜂(はやてばち)」という軽量を追求した刀で、予備動作なしの片手高速突き&空いた片手で防御に専念、という布陣で時行を圧倒した。

時行との戦いの中で、最も遠くの未来までを見通し、「自分は今の時代を生きるのが幸せだ」と吐露した。

なお、平和な世なら関東庇番衆と共に高校生ライフを演じ、バンドに精を出していたことが判明している。

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