西国武士の実力者であり、魅摩の父親。
「婆娑羅で教養人で稀代の策士」と評される人物で、常に暗躍を続けており、男女の仲になった相手を利用して朝廷の蔵を漁るのは朝飯前。
ちなみに、彼の顔は常に黒く塗りつぶされたようになっており、
尊氏曰く「疑り深い人間ほど彼の顔は黒く見える」らしい。
娘である魅摩でさえ、目的の達成のためには犠牲にするその腹黒さ。
時行からは「父上の腰巾着」と、その小物ぶりを看破されており、魅摩を貰われてしまった。
なお、貰われた魅摩からは定期的に手紙を届けられるのだが、その内容は時行による桁外れの変態行為であり、娘を心配する佐々木道誉はやきもきとさせられた。
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