足利の天狗衆の一人として、諜報活動を行っていた。
当初は玄蕃のことを圧倒していたが、
再戦時には玄播により偽の情報を掴まされ、
また時継の戦闘力の前に敗れたことで、
情報戦と物理戦闘の両面で敗北を喫する。
ちなみに異様な天狗の姿は動物の腱で作った人形で、いわば着ぐるみ人形のようなものだった。
この人形を装備すること前提での動きを極めていたため、素の状態では戦闘力は玄蕃にも劣る。
人形は足利にしか作れないため、以降顔を出した素の状態での行動を余儀なくされる。
なお、上述の経緯に加え、気絶を偽装していた自分の目の前に「汚物」をぶら下げた玄蕃に対し、敵意を抱く。
一方で、「中先代の乱」の勃発を許した張本人であるが故に、足利に戻れないというジレンマを抱えている。
玄蕃の研究にしぶしぶ付き合ううちに、
「自分が好きで考えた事がハマる」感覚に楽しみを覚え、
それが出来る逃若党に居場所を見出し始める。
また、誘ってくれた玄蕃に対しては、彼の端正な素顔を見たこともあり、好意を寄せているようだ。
高師直への投降を行ったが、玄蕃の策によりそれも空振り。
行き場を失った結果、玄蕃に諭され時行の元で戦う事となる。
北畠顕家vs高師直の戦いの最中、堺湊に寄った際には天狗の躯体に必要な糸を発見。これにより、天狗としての機動力を取り戻した。
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