以前、虫タイプの特殊効果を考えた記事を投稿したが、
今回ポケモンソルジャーの動画を見て、「虫以外のタイプの特殊効果も考えるのは面白そう!」と思ったので記事を作成。
タイプごとの特殊効果とはつまり、
岩タイプは砂嵐下で特防1.5倍、とか
悪タイプは悪戯心持ちの補助技無効、とか
そんな感じのである。
現時点で特殊効果を持たないタイプは全部で7つ。
虫/エスパー/格闘/水/ノーマル/ドラゴン/フェアリー
今回重視したいのは以下の2点。
①タイプのイメージに合った特殊効果
②対戦バランスの考慮
ではいきます。
虫タイプ:アンコールや挑発を無効
「虫は反射で生きているから、メンタル攻撃が効かない」というイメージ。
現実の虫のイメージにも合致していて、
虫タイプが得意とする補助技とも噛み合いが良いと思う。
効果自体は強いが、それでも虫タイプは壊れないという確信がある。
格闘タイプ:ねむけ状態無効
つまり、あくび耐性。
集中状態の格闘家は他人のあくびにつられない。
なお、眠り状態には普通になる。
「あくびを無効にできるなんて強すぎ」という説はあるが、
そもそもあくびが強すぎるのでこういう対策はアリな気がする。
相手があくびを採用してなければ役に立ちようのない特殊効果だし、
対戦バランスに一石を投じる特殊効果だと思う。
エスパータイプ:トリック・すりかえ無効
超能力のエキスパート相手に、トリックやすり替えは通用しない、という理屈。
エスパータイプは虫同様補助技を中心に据えたいポケモンが多いし、トリック耐性は物凄くありがたい。
水タイプ:直接攻撃時に受けるゴツメや鮫肌、鉄のトゲのダメージが半分になる
柔らかく不定形の水だからこそ、相手に触れた際のダメージをあまり受けなくなる。
ゴツメ無効はやり過ぎな気がしたので、半減程度。
あんまり強くしすぎると壊れるタイプだと思うし。
特殊で殴ることが多いタイプなので、めちゃくちゃ恩恵を受けることもない気はする。
ノーマルタイプ:追加効果で状態異常にならない
ここが一番悩んだ。
ノーマルタイプとは、特殊な力を持たないからこそノーマルなわけで。
そこでポケモンwikiの知見を得たところ、
第一世代のみ、「ノーマルタイプはのしかかりの追加効果で麻痺状態にならない」仕様があったらしい。
ここから着想を得て、
追加効果で状態異常になるのを無効にするのはちょうど良い塩梅ではないか、と判断。
「ノーマルタイプだから、異常な状態には中々ならない」という理屈。
ふんえん火傷や放電の麻痺、ヘド爆の毒を無効にできるのは頼もしい。
でも、鬼火や電磁波、どくどくなどはちゃんと浴びる。
あくまで追加効果による状態異常という「特殊な事態」のみに耐性をつける狙い。
ドラゴンタイプ:怯み無効
ドラゴンはむしろ威圧する側。怯まない。
ドラゴンというイメージにも合致してるし、能動的に活かすこともできない。
フェアリータイプ:グラスフィールド時に回復量が倍
正直タイプ相性でかなり強いので、汎用的に強すぎる効果は付与できない。
かといって、「混乱無効化」とかはしょうもなさすぎる。
フェアリーと言えば森の精霊というイメージだから、
そこに関連した何かを付与してあげたいけど、
宿り木無効化は強すぎるし、きのみ無効化(緊張感と同じ効果)はもっとヤバい。
そこで、「グラスフィールドの時に回復量が倍」ならどうか。
全然壊れるほどではないけど、「あったら役に立つ」くらいに収まってる気はする。
「グラスフィールドの時にS一段階アップ」とかも考えてみたけど、ちょっと壊れそうな匂いがした。
Sアップはやばい。
「グラスフィールド下で状態異常無効」とかもありかもしれない。
まとめ
自分で考えて初めてわかる、バランス調整の難しさ
ただ、タイプ相性で不遇な虫やエスパーには特に強めの特性をつけてみた
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