子供の頃、蝉を捕まえようとして逃げられた際におしっこをかけられた記憶がある。
調べてみると、あれはほぼ水らしい。
厳密には、体内で余った水分や、消化し切っていない樹液など。
ベトついたら、樹液のせいかも。
なぜ飛び立つ時におしっこをかけるのか?
これも調べてみると、
「飛ぶ際に、体重を少しでも軽くするため」という説や、
「膀胱が弱いから、少しの衝撃でも漏らしてしまう」などの説が出てきた。
前者は鳥などの飛ぶ生き物は全般そうだと思うけど、
後者は面白かった。
まあ、セミからすれば限られた時間でどう繁殖するかが最優先なわけで、
トイレなんて気にしてる場合じゃないよな。
ちなみに、セミのメスは一生に一度しか交尾できないのに対し、オスは何度も出来る。
これが何を意味するかというと、
何回も交尾するモテモテのオスがいる一方で、
一度も交尾できないオスもいる、ということ。
一度も交尾できないオスの割合、実に37%。
なんて切ない統計なんだ。
長い地中暮らしを経て、やっと外に出たというのにイケメン達に女の子を奪われてしまった非モテのオス達。
私におしっこをかけてきたのも、そういった層なのかもしれない。
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