祝!!
第一巻発売!!!
宣伝用の画像が「美味しそうなメシを食べてるシーン」とかではなく、
「憔悴した望月さんの疾走シーン」というのがこの作品を象徴している。
とてもグルメ漫画とは思えない表情だ。
この後「血が!!血がとれないの!!」とか言いながら手をジャバジャバ洗い始めてもおかしくない。
もちろんこれは健全なグルメ漫画なので、少年少女に安心してお見せできる内容しか載っていない。
ちょっと望月さんがキマった表情になったり、
数千キロカロリーを一食で平らげたり、
スーツケース弁当が出てくるだけで、
子供達に安心してお勧めできる内容だ。
来年には全国の小中学校でドカ食い部が設立されていることだろう。
それでは第5話に目を通していきたい。
健康診断の結果
以前行った健康診断の結果が返ってきた!
作品内で現実のように時間が経過していることを再認識。
この作品はサザエさん方式ではないのだ。
50年後には71歳の望月さんがドカ食いする姿が見られるかもしれない。
さて、冒頭1ページ目で私が驚いたのが、
望月さんの体重が全読者に向けてオープン・ザ・プライスされている件。
女性主人公である望月さんの体重をはっきりとした数字でお見せしてくれる、この透明性の高さが作品の信頼に繋がる。
我々が生きる現実では「不透明な政治」が叫ばれているが、
その一方で望月さんは体重を小数点以下まで公開してくれているのだ。
石丸構文とか進次郎構文とか柔道ルーレットとかやってる場合ではない。
政治家の皆さんには是非望月さんを見習って、ドカ食いをして貰いたい。
さて、第5話では新たなヒロインにスポットライトがあてられる。
その名も坂崎杏奈さん。
「肝臓を壊す酒と、修復するウコンで実質プラマイゼロ」理論を提唱する強者だ。
某ハガレンのアームストロング少佐も、「破壊の後に創造あり」とか言ってた。
坂崎杏奈、酩酊の錬金術師の誕生である。
ダイエットのためにマシマシの二郎系を頼む望月さんとは波長が合うようで、
酒×暴食という凶悪なタッグが誕生する。
坂崎さんがアームストロング少佐なら、
望月さんはさながらグラトニー。
ねえ、たべていい?(二郎系)
さて、その後はいつも通り「死」というワードが飛び交ったところで、
望月さんのドカ食いタイムに突入する。
とはいえダイエットをする必要がある望月さんは、
自分の摂取するカロリーを少しでも少なくするため現実逃避完璧な理論武装で、38キロカロリーの唐揚げ丼を誕生させる。
人類に不可能などないのだ。
というわけで今回は、いつも通りの望月さんに加え、
肝機能に不安を抱える系ヒロインも登場し、
ますます盛り上がりを見せる本作。
ちなみに、この作品を読み終えた後に色んな作品の宣伝ページが掲載されているのだが、それがこちら。
宣伝①
宣伝②
日本の未来は明るい
心の底からそう思うことが出来た。
後は頼んだ、みんな
コメント