今週、B・W号の中で明かされた事実。
ヒソカは「蟻討伐」と聞いても心が動かなかった。
だが、読者の中には違和感を抱いた人もいるのでは。
そう、ヒソカが蟻のことを全く把握していなかったこと、そして把握していなかった理由は、選挙編で明かされている。
ヒソカはニュースを見ないから、蟻のことは知らなかった。
しかしB・W号でのヒソカの口ぶりでは、まるで「蟻討伐のことは知っていたが、興味がないから参加しなかった」ようにも聞こえる。
つまり、矛盾に感じるのだ。
「アリのことを知らなかったから」討伐に参加しなかったのか、
「知ってたけど興味がないから」討伐に参加しなかったのか、
どっちなんだい。
この矛盾を解決するパターンは三つある。
①アリのことは知らなかったが、後から聞いても興味を持てなかった
ヒソカは当時アリのことを本当に知らなくて、しかし後から討伐の話を聞いても、心が動かなかった……
ということを、ヒソカはB・W号の中で回顧している説。
これなら別に矛盾でも何でもない。
ちなみに、ヒソカは「異種間戦闘や集団戦闘には興奮しない」と語っているが、
集団スポーツであるドッジボールをノリノリでやったり、
不特定多数に対する試験官ごっこをノリノリでやっていた気がするが、
実は内心めちゃくちゃ冷めていたのだろうか。
まあ、ヒソカは嘘つきだからね。演技をしていたのかもしれない。
表向きは頑張ってピエロを演じるけど、裏ではめちゃくちゃ普通みたいな。
「新しいクラスで奇抜なことをして爪痕を残そうとするコミュ障」みたいで親近感が湧いてきた。
あるいは、ハンター試験編でクラピカやレオリオ達を狙った時も、
明らかにタイマンではなかった気はするし、当の本人であるクラピカに聞いても「普通の判断力があればわかるだろう。キミにはこれがタイマンに見えるのか?」と煽られながら言われそうな気はするが、
それはさておき、ヒソカは本当に使命感で試験官ごっこをしていたのかもしれない。
ドッジボールをノリノリでやっていたのも、ドッジボールというスポーツ自体が好きなのかもしれない。
ヒソカだって小学生の頃、昼休みになるたびに校庭でドッジボールをやっていたはず。
と色々話は逸れたが、
一つ目の説は、
「ヒソカはイルミに蟻討伐の話を聞いた時のことを、船内で回顧している」説。
これが一番矛盾が無い。
では、続いて二つ目の説。
②ヒソカ、実はニュースを見ていた
ヒソカ、お前ってやつは……。
まあ、ヒソカは嘘つきだから有り得る。
それも、意味のない嘘をつくことも。
そしてこの件に関して「なぜ『ニュースを見ない』なんて嘘をついたのか」とヒソカに問いただしたところで、
「死神クイズに質問者はいらない……💀」とか言いながら殺されそうな気さえする。
質問もダメなんだ、死神クイズ。
あるいは、イルミから何らかの情報を深く聞き出すために、あえてアリのことを知らないふりをした、とか十分あり得る。
または、とりあえず相手に喋らせて、自分は聞き手役に回ることで間をもたせようとする、コミュ障あるあるかもしれない。
まずい。この記事を書いているとヒソカがどんどんコミュ障になっていく。
いやまあ、ヒソカ自身も「ボク人見知りなんだけど…」とか言ってたから、間違いではないのだろうけど。
というわけで、次は三つ目、最後の説。
③作者が選挙編のやりとりを忘れていた説
死神クイズに粗探しはいらない……💀
一応可能性として存在するので、説としてあげておいた。
仮にそうだとしても、長期連載なので仕方ないと思う。
単行本三十八巻分のストーリーと、辻褄が合うように最新話を作らなければならない……って考えてみれば凄い作業。
私は何よりも、またこうして毎週HUNTER×HUNTERを読むことが出来るのが嬉しい。
まとめ
皆さんは継承戦、誰が生き残ると思いますか?
私はゴンとミトさんはほぼ確だと思っています
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