主人公が「鮃喜太郎(ひらめきたろう)」という捻りのない名前なのは、
当初はゴーストライターではなく刈谷自身が執筆していたからだろう。
動画で触れられた通り、四作目からゴーストライターの手を借りるようになり、そこから急激に評価を伸ばした。
そして、ゴーストライターの候補として名前が上がったのが「中津清子(長野清子)」。
動画を見た時に思ったことがある。
「中」津清「子」という名前、
つまりは中指と小指に挟まれた存在、「薬指」を暗示しているのではないか?
作品内の犯人達はいずれも、「親」指、「人」差し指、「中」指、「小」指を自分の名前に含んでいた。
しかし、「薬」指を暗示する犯人だけがいなかった。
逆に言えば、「薬」指を示す人間がいるとすれば、逆説的にその者こそが「何かの犯人」と言える。
そして、その候補として挙げられるのが「中」津清「子」だ。
では、中津清子は何の犯人なのか?
決まっている。
刈谷殺しの……!
ちなみに、「山中穂高」という文字列を見た時、某どすこいを思い出した。
流石にニアミス過ぎるので、作者も少し意識した可能性があるか。
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