ポケモン:最強特性TOP5
独断と偏見で最強特性を5つ決めました。
また、TOP 5の候補も列挙しております。
それではどうぞ。
ふしぎなまもり
多くの方が思い浮かべるであろう優勝候補。
弱点以外の攻撃技を遮断することができ、その影響力は大きなものがある。
例えば風船を持った単でんきタイプがこの特性を持つことで事実上全ての攻撃技を遮断できてしまう。
一応スリップダメージや、特性を貫通する特性および技でふしぎなまもり自体の対策は可能だが、
身代わりや挑発などで対策を潰されてしまう。
仮に高速ポケモンがこの特性を得てしまった場合、対策は限られる。
例えばレジエレキが、残飯みがわり電磁浮遊を押しているだけで殆どのポケモン相手にTODが成立させることができてしまう。
特性いたずらごころ・かたやぶり・かがくへんかガス持ち、スカーフトリック(またはすりぬけトリック)、ステロ吠えるあたりで対処は可能だが、
それらの技を構築に投入することがほぼ必須となるほどに、環境への影響力は大きい。
なにより、ふしぎなまもりは誰に配っても雑に強くなる強特性である。
弱点がそこそこあるポケモンに配っても著しく強化されるし、
鈍足ポケモンに配っても選択肢の第一候補となるであろう、
まさしく最強特性候補である。
さらに第9世代ではテラスタルシステムで誰もがタイプを変化させることができる、というのも噛み合っている点。
弱点の少ないノーマル・でんき辺りにテラスタルすることができるため、タイプ相性による攻略は極めて難しい。
スカーフトリックや型破りなどが最も安定した対策になるか。
いたずらごころ
“誰に配っても強い”特性候補筆頭。
補助技を中心に考える場合第一候補に上がる特性。
覚える補助技次第で多くの相手に対応することができる。
特性「ふしぎなまもり」が相手だったとしても真っ向から太刀打ちできる存在(悪タイプに配られたらいたずらごころでは対応できないが)。
いたずらごころによる補助技が効かない悪タイプや、特性:黄金の体・マジックカード・マジックミラーなど、
補助技に対する耐性を持つ相手も存在するため、それらに無抵抗にはならないような技を採用することが望ましい。
攻撃技を採用してもいいし、いっそ補助技だけで要塞化して、いざとなったらTOD狙いをしてもいい、できることはとにかく多い。
ポイズンヒール
無対策だと“まもる+みがわり”だけでTODが成立する。
状態異常対策やスリップダメージへの対策もほぼ出来ているようなものであり、
毎ターンの回復により本来確定2発だった攻撃が確定3発にズレたりなど、防御面での恩恵は非常に大きい。
グライオンとキノガッサの活躍によって、ポイズンヒールという特性の強力さは示されてきた通り。
鈍足紙耐久のポケモンでもないかぎり、この特性が配られた時点で型の一つとして成立するのは間違いない。
影踏み
サイクルを強制的にカットする特性。
ポケモンバトルにおいて最も基本的な2択である“技を撃つか交代するか”の選択肢を削るという、極めて厄介な性質を持つ。
相手を補助技で弱体化させたところを影踏みで捕まえて、身代わり&積み技をガン積みして3タテ…ということもできるし、
ほろびのうたを絡めても良い。
ゴーストタイプやとんボルチェン、抜け殻や吠える吹き飛ばし持ちなど、影踏み自体が効かないケースは少なくないが、
影踏みを与えられたポケモン次第で環境が壊れることは想像に難くない。
加速
ターン経過でSを上げていく特性。
この特性を獲得するだけで多くのアタッカーが日の目を見るであろう、それほど毎ターンのS上昇は大きい。
またバトンタッチで能力変化を引き継ぐこともできるため、単体で完結しない強みがある。
テッカニンやペンドラーのように、加速が配られたからといって環境にがっつり入ることが確定するわけではないが(むしタイプが弱いという話もある)、
それでも加速という特性があるだけでパーティにおける大きな役割を担うことができる、強特性である。
他の候補
力持ち/ヨガパワー
シンプルイズベスト。
Aの高いポケモンが獲得した場合、高火力技と先制技で全部潰していく動きは単純ながら強い。
あまのじゃく
りゅうせいぐんやばかぢからなど、技のデメリットである能力下降を上昇に変換しながらぶん殴れる特性。威嚇などにも強い。
たんじゅん
自身の能力上昇を倍にできる特性。
この特性とのコンボで凄まじい能力上昇を遂げる技は少なくない。
てんねん
積み技に対するメタ。
この特性が強い、というよりは役割が持てる。
かわりもの
特に積み技環境やメガシンカ環境で力を発揮する。
一方で、身代わりを張られたり、耐久型の前に出ることになると厳しい。
親子愛
あらゆる攻撃技を連続技化しつつ威力を1.25倍にする特性。
追加効果が起動する確率も上がるため、雑に打っているだけで強い。
この特性を持っているだけでタスキや頑丈持ちを貫通できるのは大きな保証。
力持ちと比べてCにも補正がかかるため、両刀で技範囲を広く取るポケモンにも向いている。
ただし1.5倍→1.25倍に火力が制限されたこともあり、
この特性を持っているだけで無双体制に入れるほどのパワーではない。
なお、弱体化前は誰がどう見てもおかしかったので、ナーフされるのは妥当。
ノーガード
主に一撃必殺技など、低命中率技を抱えるポケモンに配られた場合の選択肢となる。
配られたポケモン次第では、ぜったいれいどを覚えるポケモンがスカーフを巻いて3タテする、という誰もが一度は考えた夢のコンボが成立する。
無対策の相手に対する暴れっぷりは上位陣に勝るとも劣らない。
マルチスケイル
ふしぎなまもりと比べるとややパンチに欠ける部分はあるが、
弱点攻撃の威力も半減できるのはあちらにはない強み。
再生技を絡めれば延々と粘ることも出来るし、
マルスケを盾に積んでいくことも出来る。
最強特性にはなれないかもしれないが、配られると嬉しい特性であることには違いない。
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