強迫性障害の解決策
忙しくあること。
筋トレをすること。
周りに「チェック」を頼まないこと。また、周りは頼まれないこと。
これらを継続しながら、
余裕が出てきた辺りで段階的にチェックの周数を減らしていく。
これを継続した結果、今では殆ど確認行為をすることがなくなりました。
私と強迫性障害
お店に入れば、「無意識に何か万引きしたんじゃないか」と思い何度もカバンの中を漁ったり、
銀行に行けば、「キャッシュカードを落としたんじゃないか」と何度も財布をチェックする。
私の中で特に多かったのが、「自分は無意識に犯罪に手を染めていないか」という強迫観念。
無修正のサイトのリンクをSNSに投稿していないか?
投稿してしまっていたら、「わいせつ物電磁的記録記録媒体陳列罪」に該当する。
だから、そういう不安が出るたびに自分の持ってる全てのSNSや、訪問したサイトのコメント欄等の投稿履歴を確認する。
でも、それで不安が消えることは少ない。
確認しているうちに、「知らずのうちに、何かやらかしているのではないか」とまた一から確認を行う。
これを、酷い時は4〜5周(一回の確認につき)。
しかも確認行為のルーティンが乱れたら、また一から確認し直す。
とにかくしんどかった。
精神がもたない。
日常の大半の時間が削れていく。
私は病院へは行かなかった。
特別な理由はない。
行けるなら行った方がいい。
治療のプロにたずねるべきだ。
ただ、2019年に強迫性障害になってから5年、私は結果として寛解した。正確には、2年かからずに寛解したと思う。2021年にはかなり治っていた。
重要なのは、冒頭に羅列したポイントたち。
忙しくあること。
筋トレをすること。
周りに「チェック」を頼まないこと。また、周りは頼まれないこと。
強迫性障害の患者であり、
精神科の看護師で強迫性障害を看護していた私の、
知識と経験により抽出した対策法。
知識と経験の両方に裏打ちされて、かなり説得力があると思う。実際強迫性障害になった人間だからこそ、「なら耳を傾けよう」という人もいるだろう。
「強迫観念を直接どうこうしよう」とするよりも、
他のことに全力で入魂してみよう。
他人に確認をお願いするのは減らしていこう。
私の伝えたいことはこれらだ。
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