日本のチームスポーツはフルセット(PK戦)に弱い気がする
現在この記事を書いているのは、パリ五輪の男子バレーの準々決勝後。
日本がイタリアとフルセットの末、敗退した試合の後書いている。
まず言っておきたいのは、
男子バレーの日本代表の実力は疑いようがないという点。
世界王者のイタリア相手に、五角以上…
むしろ優位に試合を進め続けていた。
目立ったミスもなく、相手の攻撃は拾い続け、
2セットを連取。
イタリアに取られた3セット目〜5セット目は、全てデュースに持ち込むなど、決して実力で離されてはいなかった。
ただ、3セット目の途中辺りからある感覚を覚え始める。
「これ、フルセットに持ち込まれたら負ける気がするなぁ……」
サッカーやバレー。
W杯でもオリンピックでも、
決勝トーナメントの延長戦やPK戦、フルセットの戦いにもつれ込んだ試合は、かなりの割合で落としている気がする。
どれも実力的には勝ってもおかしくないものばかり。
なのになぜか。
日本人の性質が関係あるのかもしれない。
日本人の性格の特徴としてよく挙げられるのが以下。
(もちろん個人差はあるので、あくまで傾向として。)
礼儀正しさ、協調性、勤勉さ、控えめ、責任感、時間厳守、几帳面
その上で、「決勝トーナメントのフルセット(PK)に弱い」要因として考えられるのは、
「控えめ」「責任感」辺りか。
日本人は勤勉で真面目で、責任感が強い。
そして、他の国と比べると控えめではあると思う。
決勝トーナメントの土壇場になると、計り知れないプレッシャー、チームスポーツ特有の責任感がのしかかる筈だ。
日本人はそれらを真っ直ぐ受け止めているのかもしれない。
プレッシャーに弱いのではなく、プレッシャー全てを真面目に受け止めている感じ。
他国の選手はもっとエゴイズムが強く、ドライで、開き直っている気がする。
もちろん他国の選手もプレッシャーや責任感は感じていると思うが、
日本人はより多くのプレッシャーを受け止めようとしている気がする。
まとめ
……という感じで、個人的意見を述べていった。
正直根拠としては極めて薄弱で、印象に過ぎない。
ただ、サッカーでもバレーでも、決勝トーナメントの土壇場での敗戦が続いたため、考察してみた次第である。
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