【句楽兼人】ウルトラ・スーパー・デラックスマン【感想】

感想

宇宙の終わりまで、たった一人で生き続ける羽目にならなくて良かったのではなかろうか。

句楽兼人は、元々ただのうだつの上がらない一般人だったが、
ウルトラスーパーデラックスマンになってからは明らかにその行動が凶暴化した。

一体なぜか?

人類の中で突出してしまった万能感と孤独、
「死が訪れないかもしれない恐怖」による緊張状態によるものと思われる。

また、句楽兼人と我々には共通点が多い。

目の前の痴漢を止められなかったり、
新聞への投書を続けたり。

前者に関しては、私は痴漢を目撃したことはないが、いじめや暴行を止められたことはない。

後者に関しては、現代で言うところの「SNSやまとめサイトへの投稿」に置き換えることができる。
私もそういったところで、感情的な書き込みをしたことがある。

皆さんの中にもそういった経験を持つ方はいるのでは。

つまり、我々もウルトラスーパーデラックスマンになる可能性があるということだ。

そして、句楽兼人と同じように精神が破茶滅茶になるかもしれない。
我々は句楽兼人と同様、スーパーマンではないのだから。

疑問がある。
なぜ、句楽兼人はウルトラスーパーデラックスマンの力を得たのか。

これ自体が病気なんじゃないか?

ウルトラスーパーデラックスガン細胞によってガンが起こるなら、
ウルトラスーパーデラックスマンになったのも、ウルトラスーパーデラックス細胞による病気と捉えることが出来る。
誰かが与えた能力ではない。

句楽兼人に発現した、特殊な病気だったのかもしれない。

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