【要注意!】盗撮犯(逆さ鳥)の特徴・傾向について【撮影罪】

知識

盗撮犯(逆さ鳥)の特徴・傾向

今回は盗撮犯の特徴・傾向についてのまとめ。

私は盗撮犯を現行犯逮捕した経験があるので、その時の経験も含めてここに掲載しておきます。

スカートの女性の近くに移動する

盗撮犯の傾向として、「スカートの女性を探し、その近くへ移動する」のが典型的です。

例えば店内の場合、「商品を物色する客にカモフラージュしながら、実際はスカートを履いている女性を探している」というケースが多いようで、
実際私が現行犯逮捕した際も、スカートを履いた女性の後ろに並ぶようにして盗撮犯が立っており、
商品を物色しているかのように見せかける位置どりでした。

しかし、本人はうまくカモフラージュしているつもりでも、客観的に見るとバレバレなケースが多いようで、
実際私も、盗撮犯を見つけようとしていたわけでもないのに、怪しい挙動がはっきりと目に入るほどその行為は明白なものでした。

商品を見ているフリをしていたとしても、それでごまかせている気になっているのは本人だけ…というパターン。

ただし、グループで盗撮を行うケースもあるようで、

他の人や防犯カメラの視線を遮るように「壁役」が位置取り、「撮影役」が盗撮を行う……という役割分担をする場合もあるようです。

なお、「盗撮犯=男性」という先入観から、女性の盗撮犯を警戒しない人も多いように感じられます。
こちらも十分ご注意ください。

音や光が無かったとしても…

盗撮といえばフラッシュや撮影音が鳴るもの…という印象を持っている人もいますが、
例えばスマホの場合動画撮影モードを事前に起動しておくことで、音も光もなく撮影が出来てしまいます。

例え音が鳴っていなかったとしても、撮影されている可能性があります。

また、スマホ、カバン、紙袋、靴などに仕込んだカメラは要警戒。スカートが短い場合は特に撮影が容易になるため、注意が必要です。

商品に夢中な女性の後ろに

盗撮犯にとって重要なのが“自分の犯行がバレないか”。
したがって、女性が商品に夢中になりやすい書店や雑貨屋は要注意。

イヤホンをしている状態なども、注意が後方に向きにくく無防備なため、狙われやすそうです。

何度も同じエリアに滞在

盗撮犯は「ここなら安全に盗撮ができる」と判断したエリアをいくつか決め、そこに常駐する傾向にあります。
例えば同じ店に数十分居座ったり、いくつかのポイントを数日のサイクルで巡ったり。

「何度もこの人見かけるなぁ」と思ったら盗撮犯の可能性があります。十分にご注意ください。

まとめ

今回は盗撮犯の傾向について見ていきました。

いまや撮影罪なども新設されており、

今後も社会全体で盗撮に対する意識が高まっていくのではないでしょうか。

それではまた。

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