ポケモンハンターJ
あまりに懐かしいキャラ。
名前の通りポケモンをハンティングしていく。
人のポケモンを執拗に狙い続ける点ではロケット団もそうだが、
ロケット団と違ってJの場合はコミカルな描写がない。
やられる時に「やな感じ」ととか言わないし、そもそもやられることが無い。
Jが「やな感じ〜！」と言いながら吹き飛ばされるシーンがあったら、ギャップにやられる視聴者が続出したことだろう。
J、ロケット団に入らないか？
ただでさえシリアスの塊のようなキャラの上、合理的な判断のもと淡々とハンティングしていくため、このキャラが登場する場面はどうしても空気が重くなる。
壮大な計画を練る悪の組織と違い、ポケモンをハンティングして売りさばくというのが妙に生々しくリアルで、
“ガチの悪くて怖い奴”感が滲み出ているJ。
何よりあの石化光線的なものを放つ機械はなんなんだ。下手な凶器よりも断然ヤバい。色々な恐ろしい行為に使われかねないヤバアイテムである。最悪Jのことは倒せなくても、あのアイテムだけでも破壊しに行った方がいいレベル。
Jの行為自体が恐ろしいのはもちろんだが、
サトシ&シゲルを一人で圧倒するなど、実力も折り紙付き。というか強すぎる気もする。
ハンティングをやめてポケモンマスターを目指す世界線もあるぞJ。
ポケモンハンターとポケモンマスター、どことなく似てるから案外目指したくならないかJ。
まあ本人はポケモンバトルに興味が無いだろうが。
このキャラで印象に残っているのはなんと言ってもあの衝撃的な最期である。
ユクシー達による未来予知の攻撃を受けて墜落、水底に沈みながら最後は爆発…という凄まじい結末となっている。
Jのその後は明言されていないが、出番はこの場面が最後となった。
淡々と語ってはいるが、初見時はかなり衝撃的な場面だった。ポケモンハンターJだけでなく、Jの部下達も数多く水底に沈んでいっている。
しかしあくまで“沈められて爆発した”だけで、Jが命を落としたとは限らない。あくまで安否は不明なのである。
安否が不明ということは、Jがアニポケで再登場する可能性がなきにしもあらず…ということである(無い)。
もし再登場したら、メガストーンを携えてメガボーマンダでブイブイ言わせてほしいものだ。
ちなみに、“ポケモンハンターJが好きな人あるある”として、「ポケモンハンターJの最期に関する感想を調べがち」というものがある。
かくいう私もそうである。つい気になってしまうので仕方ない。
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